上位4チームが3.5差内にひしめき、混戦のまま最終盤に突入したセ・リーグ。各チームとも今日から大型連戦に突入し、ラストスパートをかける。

　2位阪神と4位広島は怒涛の12連戦に突入。初陣の先発マウンドに上がるメッセンジャーと黒田は、ともに“中4日慣れ”している大黒柱。両チームとも下位相手にしっかりと勝利を収め、幸先の良いスタートを切りたいところだ。

　1位ヤクルトと3位巨人も7連戦のスタートを切る。こちらはいきなりの直接対決で、先発はともに2ケタ勝利を達成している小川とマイコラス。ヤクルトは左ふとももを痛めていたバレンティンが「5番・左翼」で復帰予定で、豪快な一発にも期待したいところだ。

　下位に沈むDeNAと中日も今日から7連戦。現在、両チームのゲーム差なく9毛差で上回るDeNAが5位。最下位を争う戦いからも目が離せない。

　本日の対戦カードと予告先発は以下の通り。

【18日の試合予定】

ヤクルト（小川泰弘）－ 巨人（マイコラス）
＜神宮　18時00分＞
・最近5試合の成績
ヤ（1位）：○●△○○
巨（3位）：●○○○●

DeNA（石田健大）－ 阪神（メッセンジャー）
＜横浜　18時00分＞
・最近5試合の成績
De（5位）：●●●●●　※5連敗中…
神（2位）：●●△●○

中日（バルデス）－ 広島（黒田博樹）
＜ナゴヤドーム　18時00分＞
・最近5試合の成績
中（6位）：△●○△●
広（4位）：○○△○○　※5連勝中！