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痛恨敗戦も存在感示した中村晃 大会打率.571、3決では上位起用を

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19日の韓国戦でも2安打を放った中村晃[Getty Images]
 侍ジャパンは19日、『プレミア12』の準決勝で韓国代表に3-4で敗れ、21日の3位決定戦に回ることになった。

 9回に一挙4点を失い、まさかの逆転負けを喫した韓国戦。好投した先発・大谷翔平(日本ハム)のあとを受けた則本昂大、松井裕樹(ともに楽天)、増井浩俊(日本ハム)が3点リードを守れなかった。

 しかし、敗因は低調だった打撃陣にもある。安打数は6本に終わり、1番秋山翔吾(西武)から4番筒香嘉智(DeNA)の上位陣は揃って無安打。さらに、韓国投手陣に8つの四死球をもらいながら、5回以降は次の1点が奪えなかった。

 そんな中で存在感を示したのが「7番・右翼」でスタメン出場した中村晃(ソフトバンク)。千葉ロッテに所属する韓国先発のイ・デウンをシーズン中から11打数6安打と打ち込み、この試合でも2回の第1打席でレフト前へのクリーンヒット。さらに一死一塁で迎えた4回の第2打席は、内角の難しいボールを左中間へ運び、8番平田良介(中日)の先制タイムリーに繋げた。

 今大会はソフトバンクの同僚でもある内川聖一の代役として追加招集されたが、ここまで7試合中3試合にスタメン出場し、14打数8安打で打率.571をマーク。1次ラウンド最終戦のベネズエラ戦では、途中出場ながらサヨナラ打を放ちチームを5連勝に導いた。

 国際舞台でも3年連続打率3割の力を見せつけ、もうひとつの武器である選球眼も冴え、キッチリと2四球をマーク。今大会の出塁率は.625を誇る。

 1、2番はここまで、秋山と坂本勇人(巨人)でほぼ固定されているが、ともに波に乗り切れず打率は3割を下回っている。だからこそ3位決定戦では中村晃をスタメン上位に配し、今大会を快勝で締めくくってほしいところ。痛恨の逆転負けを喫したあとだからこそ、首脳陣の英断に期待したい。
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