大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)、山田哲人(ヤクルト)といった若手の活躍が光った一方で、各球団ベテランの不振が目立った。レギュラーを目指す若手が中心に行われる秋季キャンプで、今年は思うように結果を残せなかったベテラン勢が多く参加した。
オリックスの糸井嘉男がその一人。昨季、打率.331を記録し首位打者のタイトルを獲得。今季からチームキャプテンに任命され、さらなる活躍が期待された。しかし、開幕から極度の打撃不振。7上旬には右肘靭帯と右腓骨筋腱傷損傷で離脱。後半戦は9月に月間打率.315と息を吹き返したが、序盤の打撃不振が最後まで大きく09年から続いていた連続打率3割以上が6年でストップした。
悔しい1年に終わった糸井は、志願して秋季キャンプに参加。キャンプでは高橋慶彦新打撃コーチの指導のもと、打撃改造に取り組んでいる。高橋コーチといえば、現役時代33試合連続安打を記録したことのある安打製造機。昨季首位打者に輝いた糸井は、高橋コーチの指導を受けて、来季の復活を目指す。
投手ではロッテからヤクルトへFA移籍した成瀬善久も、志願して秋季キャンプに参加。成瀬は先発の一角として期待されながらも3勝8敗、防御率4.76に終わった。7月31日の阪神戦を最後に、一軍登板はなし。チームは14年ぶりに日本シリーズ進出を果たしたが、成瀬は9月に左太もも裏の肉離れで離脱したこともあり、日本シリーズ出場資格者から外れた。
移籍2年目となる来季に向けて、成瀬は秋季キャンプで精力的に投げ込みを行った。また、一軍で結果を残している投手では異例ともいえる練習試合にも登板。2回を無失点に抑えた。FAで入団も期待に応えることができなかった成瀬は、危機感を持っている。
一方で、秋季キャンプに参加しなかった選手もいる。13年からアメリカでプレーし、今季からオリックスに加入した中島裕之がそうだった。西武時代に6度打率3割を記録したが、3年ぶりに日本でプレーした今季は打率.240と低迷。来季こそは、西武時代のような打撃を披露したいところだ。
その他、巨人の長野久義、内海哲也、大竹寛、オリックスの小谷野栄一なども秋季キャンプに参加。不本意な1年に終わった選手たちは、来季喜びのオフを迎えることができるだろうか。
オリックスの糸井嘉男がその一人。昨季、打率.331を記録し首位打者のタイトルを獲得。今季からチームキャプテンに任命され、さらなる活躍が期待された。しかし、開幕から極度の打撃不振。7上旬には右肘靭帯と右腓骨筋腱傷損傷で離脱。後半戦は9月に月間打率.315と息を吹き返したが、序盤の打撃不振が最後まで大きく09年から続いていた連続打率3割以上が6年でストップした。
悔しい1年に終わった糸井は、志願して秋季キャンプに参加。キャンプでは高橋慶彦新打撃コーチの指導のもと、打撃改造に取り組んでいる。高橋コーチといえば、現役時代33試合連続安打を記録したことのある安打製造機。昨季首位打者に輝いた糸井は、高橋コーチの指導を受けて、来季の復活を目指す。
投手ではロッテからヤクルトへFA移籍した成瀬善久も、志願して秋季キャンプに参加。成瀬は先発の一角として期待されながらも3勝8敗、防御率4.76に終わった。7月31日の阪神戦を最後に、一軍登板はなし。チームは14年ぶりに日本シリーズ進出を果たしたが、成瀬は9月に左太もも裏の肉離れで離脱したこともあり、日本シリーズ出場資格者から外れた。
移籍2年目となる来季に向けて、成瀬は秋季キャンプで精力的に投げ込みを行った。また、一軍で結果を残している投手では異例ともいえる練習試合にも登板。2回を無失点に抑えた。FAで入団も期待に応えることができなかった成瀬は、危機感を持っている。
一方で、秋季キャンプに参加しなかった選手もいる。13年からアメリカでプレーし、今季からオリックスに加入した中島裕之がそうだった。西武時代に6度打率3割を記録したが、3年ぶりに日本でプレーした今季は打率.240と低迷。来季こそは、西武時代のような打撃を披露したいところだ。
その他、巨人の長野久義、内海哲也、大竹寛、オリックスの小谷野栄一なども秋季キャンプに参加。不本意な1年に終わった選手たちは、来季喜びのオフを迎えることができるだろうか。