ニュース 2015.11.21. 17:35

勝負強さ見せた中田翔「いい経験になった」 打率.429、3本塁打、15打点

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メキシコ戦の2回に豪快2ランを放った中田翔[Getty Images]
プレミア12 3位決定戦
○ 日本 11 - 1 メキシコ ●
<11月21日 東京ドーム>

 侍ジャパンが7回コールドでメキシコ代表を下し、初開催の「プレミア12」を3位で終えた。この試合でも中田翔(日本ハム)が豪快な2ランを放ち、今大会を打率.429、3本塁打、15打点の好成績で終えた。

 準決勝で韓国代表にショッキングな逆転負けを喫した侍ジャパンだったが、この日は序盤から打線が爆発し7回までに11得点。山田哲人(ヤクルト)の2打席連続弾が号砲となり、中田、松田宣浩(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)と計5本塁打が飛び出した。

 この日も「5番・一塁」でスタメン出場した中田は、4-0の2回にメキシコ2番手・カリーリョの代わり端を叩き、打球な左翼席中段に着弾した。これが大会通算3本塁打目。打点数は今大会トップの15打点目とした。

 中田は今大会の打撃成績を振り返り「神がかっていたというか、自分でも驚いています」と満足気。さらに「優勝することはできなかったが、個人的にはいい経験をすることができた。ファンの声援が力になったし、もっといい結果が残せるように、またみんなでひとつになっていきたい」と17年のWBCを見据えた。

 日本ハムでは12年から4年連続20本塁打をマークし、不動の4番打者に成長。今季は打率こそ.263だったが、初の30本塁打、102打点をマークし、貯金17を積み上げたチームを牽引した。今大会は最後まで4番に座ることはなかったが、その座に値する成績と勝負強さを見せつけてくれた。
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