ア・リーグ東地区3位のヤンキースはプレーオフ進出へ負けられない戦いが続いている。現地時間4日から始まる、ア・リーグ中地区首位タイガースとの4連戦は今後を占う大事な試合になりそうだ。
ヤンキースは地区首位オリオールズから5差の3位、一方タイガースは地区2位のロイヤルズに5差をつけて首位を快走中と立場が全く違う両チーム。ヤンキースは、既にポストシーズン進出に黄信号が灯っている状態だけに、強豪相手でも簡単に試合を落とすことは許されない。しかし、タイガースはア・リーグ屈指の強豪チーム。ヤンキースにとっては、最も戦いたくない相手の一つである。
タイガースは一昨年の三冠王M・カブレラ選手を中心とした打撃陣も強力だが、何といっても超強力投手陣が目を見張る。
4日の初戦は2013年サイ・ヤング投手のM・シャーザー投手が先発。今季13勝3敗、昨季も21勝(3敗)を挙げたタイガースのエースである。第3戦ではJ・バーランダー投手が先発予定。2011年にサイ・ヤング賞とア・リーグMVPを同時受賞したMLBを代表する剛腕投手だ。昨季から思うような投球が披露出来ていないが、2011年には24勝を挙げている他、10年連続2ケタ勝利を飾るなど、実力・実績ともに十分の31歳である。ヤンキースにとって、タフな相手になることは間違いない。また、第4戦では25歳の右腕R・ポーセロが登板する予定。若いからといって侮るなかれ。このポーセロ、今季13勝(5敗)も素晴らしいが、すでにこの若さで6年連続2ケタ勝利を挙げるなど、次代のMLBを代表する投手として期待がかかっている。
そして、一番の注目は第2戦で先発予定のD・プライス投手だ。トレード期限最終日にレイズからタイガースへ移籍したプライスが、タイガースのユニフォームを着て初登板する、全米でも注目される一戦である。
プライスとの対戦は、ヤンキースにとってネガティブな要素が多い。まず、プライスは5月30日以降、12試合連続でクオリティスタートを継続中で、7月は5勝1敗と特に好調である。さらに、レイズ時代からヤンキース戦は通算10勝5敗と得意にしている点も見逃すことはできない。
イチローは今季プライスと対戦があり2打数0安打、昨年は6打数1安打と相性が良いとは言えない。ヤンキースのジラルディ監督は左投手が先発の場合、イチローを先発起用しない可能性があるだけに、接戦になった際に試合終盤で起用されることが予想される。
なお、第2戦はローテーション通りに行けば、黒田とプライスのマッチアップになる予定。黒田はタイガース戦に過去3試合先発しているが、0勝1敗といまだ白星がない。黒田がチームを勝利に導く投球が出来るかが、大きなポイントになりそうだ。ちなみに、黒田はタイガース戦に勝利すると、日本人初のMLB全30球団から勝利の偉業を達成する。この点もおおいに期待したいポイントだ。
ヤンキースとタイガースは今月末(8/26~28)にも3連戦が組まれている。両チームはプレーオフでも対戦する可能性があり、ヤンキースとしては今月だけで7回戦うタイガースは、プレーオフ進出に向けて叩いておきたい相手である。
難敵タイガースを倒すのは容易ではないが、第2戦で先発するプライスを攻略すれば、チームは勢いに乗りそうだ。
ヤンキースは地区首位オリオールズから5差の3位、一方タイガースは地区2位のロイヤルズに5差をつけて首位を快走中と立場が全く違う両チーム。ヤンキースは、既にポストシーズン進出に黄信号が灯っている状態だけに、強豪相手でも簡単に試合を落とすことは許されない。しかし、タイガースはア・リーグ屈指の強豪チーム。ヤンキースにとっては、最も戦いたくない相手の一つである。
タイガースは一昨年の三冠王M・カブレラ選手を中心とした打撃陣も強力だが、何といっても超強力投手陣が目を見張る。
4日の初戦は2013年サイ・ヤング投手のM・シャーザー投手が先発。今季13勝3敗、昨季も21勝(3敗)を挙げたタイガースのエースである。第3戦ではJ・バーランダー投手が先発予定。2011年にサイ・ヤング賞とア・リーグMVPを同時受賞したMLBを代表する剛腕投手だ。昨季から思うような投球が披露出来ていないが、2011年には24勝を挙げている他、10年連続2ケタ勝利を飾るなど、実力・実績ともに十分の31歳である。ヤンキースにとって、タフな相手になることは間違いない。また、第4戦では25歳の右腕R・ポーセロが登板する予定。若いからといって侮るなかれ。このポーセロ、今季13勝(5敗)も素晴らしいが、すでにこの若さで6年連続2ケタ勝利を挙げるなど、次代のMLBを代表する投手として期待がかかっている。
そして、一番の注目は第2戦で先発予定のD・プライス投手だ。トレード期限最終日にレイズからタイガースへ移籍したプライスが、タイガースのユニフォームを着て初登板する、全米でも注目される一戦である。
プライスとの対戦は、ヤンキースにとってネガティブな要素が多い。まず、プライスは5月30日以降、12試合連続でクオリティスタートを継続中で、7月は5勝1敗と特に好調である。さらに、レイズ時代からヤンキース戦は通算10勝5敗と得意にしている点も見逃すことはできない。
イチローは今季プライスと対戦があり2打数0安打、昨年は6打数1安打と相性が良いとは言えない。ヤンキースのジラルディ監督は左投手が先発の場合、イチローを先発起用しない可能性があるだけに、接戦になった際に試合終盤で起用されることが予想される。
なお、第2戦はローテーション通りに行けば、黒田とプライスのマッチアップになる予定。黒田はタイガース戦に過去3試合先発しているが、0勝1敗といまだ白星がない。黒田がチームを勝利に導く投球が出来るかが、大きなポイントになりそうだ。ちなみに、黒田はタイガース戦に勝利すると、日本人初のMLB全30球団から勝利の偉業を達成する。この点もおおいに期待したいポイントだ。
ヤンキースとタイガースは今月末(8/26~28)にも3連戦が組まれている。両チームはプレーオフでも対戦する可能性があり、ヤンキースとしては今月だけで7回戦うタイガースは、プレーオフ進出に向けて叩いておきたい相手である。
難敵タイガースを倒すのは容易ではないが、第2戦で先発するプライスを攻略すれば、チームは勢いに乗りそうだ。