ニュース 2014.08.11. 09:18

黒田、5回途中3失点で8敗目 今季ワーストの5四死球

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現地時間10日のインディアンス戦に先発し、5回途中3失点で8敗目を喫したヤンキース・黒田 [Getty Images]
● ヤンキース 1 - 4 インディアンス ○
<現地時間8月10日 ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの黒田博樹投手が現地時間10日、本拠地でのインディアンス戦に先発登板。今季ワーストの5四死球を記録するなど最後までリズムに乗れず、5回途中3失点で今季8敗目(7勝)を喫した。

 黒田は初回、先頭のキプニスにヒットを許すと、内野ゴロとパスボール気味の暴投で一死三塁のピンチを背負う。すると、3番ブラントリーに広めに空いていた三塁線を破られ、自身4試合連続となる初回失点を喫した。

 2回は無失点に抑えたが、3回にも1番キプニスの二塁打と送りバントで一死三塁の形を作られると、またしてもブラントリーに犠牲フライを打たれ、あっさりと2失点目。黒田は5回も、先頭の9番レイバーンを良い形で追い込みながら死球を与えてしまうと、その後、二死一、三塁から、4番サンタナにこの試合3つ目の四球を与え満塁。さらに、続くゴームズに対してもカウント3-1からインコースを狙ったツーシームが高めに浮き、押し出し四球で3点目を与えてしまった。

 黒田は投球数が97球に到達したこともあり、ここで降板。続く満塁のピンチは、2番手・ハフが好リリーフで凌いだが、この日は4回2/3を投げ、5被安打、3奪三振、さらに今季ワーストとなる5四死球の内容で、防御率は再び4点台(4.03)に突入した。

 この日は生命線であるツーシームとスプリットをことごとく見極められ、最後まで波に乗れなかった黒田。打線も、7月まで中継ぎ要員だったインディアンス先発・カラスコに5回まで無得点。その後も9回に1点を返すのがやっとで、チームは昨日に続く連敗となった。

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