開幕から4週間の公式戦出場停止処分を球団から受けていたナバーロ(ロッテ)が23日、一軍デビューする見込みだ。
ナバーロは昨季まで、韓国の三星ライオンズで2年間プレー。1年目の14年に31本塁打を記録すると、15年は韓国プロ野球の外国人新記録となるシーズン48本塁打を放った長距離砲。韓国人選手を除いた外国人選手で、韓国プロ野球から日本に活躍の場を移す選手は意外と多い。
その中でも、現役時代横浜(現DeNA)と中日でプレーしたタイロン・ウッズは日本球界で大活躍した。ウッズは韓国時代の5年間で通算174本塁打という実績を残し、03年に横浜へ入団。当初はデビルレイズ(現レイズ)でレギュラーとして活躍したコックスの控えという位置づけだった。しかし、キャンプ中にコックスが故障したこともあり、出場機会を掴むと、同年40本塁打を放ちタイトルを獲得。さらに翌年も45本のアーチを描き、2年連続で本塁打王に輝いた。
05年から中日へ移籍。ウッズの最大のハイライトは、中日がリーグ優勝した06年だろう。優勝を決めた10月10日の巨人戦では、先制の3ランを放つと、延長12回には満塁本塁打。この年、47本塁打、144打点を挙げ、本塁打と打点の二冠王となった。ウッズは6年間日本でプレーし、その間240本塁打を記録している。
一方、投手では現役のバンデンハークが素晴らしい成績を残す。韓国・三星時代の14年に13勝を挙げ、翌年にソフトバンクへ入団。春先は故障や外国人枠の関係で、二軍で結果を残しながらも一軍の登板機会はなかった。6月14日の広島戦で初先発・初勝利を挙げると、その後は先発ローテに定着。9勝0敗と一度も敗れることなく、シーズンを終え、2年連続日本一に大きく貢献。そして今季もここまで、1度も敗戦はなく、3勝0敗、防御率1.55と抜群の安定感を発揮している。
その他にも既に日本でプレーしていないが、ホセ・フェルナンデス、グライシンガーなど、現役組ではリズ(楽天)、バンヘッケン(西武)などが韓国球界を経て、日本でプレーする。ウッズ、フェルナンデスは活躍したが、ナバーロも韓国時代のような働きが日本で、できるだろうか。
ナバーロは昨季まで、韓国の三星ライオンズで2年間プレー。1年目の14年に31本塁打を記録すると、15年は韓国プロ野球の外国人新記録となるシーズン48本塁打を放った長距離砲。韓国人選手を除いた外国人選手で、韓国プロ野球から日本に活躍の場を移す選手は意外と多い。
その中でも、現役時代横浜(現DeNA)と中日でプレーしたタイロン・ウッズは日本球界で大活躍した。ウッズは韓国時代の5年間で通算174本塁打という実績を残し、03年に横浜へ入団。当初はデビルレイズ(現レイズ)でレギュラーとして活躍したコックスの控えという位置づけだった。しかし、キャンプ中にコックスが故障したこともあり、出場機会を掴むと、同年40本塁打を放ちタイトルを獲得。さらに翌年も45本のアーチを描き、2年連続で本塁打王に輝いた。
05年から中日へ移籍。ウッズの最大のハイライトは、中日がリーグ優勝した06年だろう。優勝を決めた10月10日の巨人戦では、先制の3ランを放つと、延長12回には満塁本塁打。この年、47本塁打、144打点を挙げ、本塁打と打点の二冠王となった。ウッズは6年間日本でプレーし、その間240本塁打を記録している。
一方、投手では現役のバンデンハークが素晴らしい成績を残す。韓国・三星時代の14年に13勝を挙げ、翌年にソフトバンクへ入団。春先は故障や外国人枠の関係で、二軍で結果を残しながらも一軍の登板機会はなかった。6月14日の広島戦で初先発・初勝利を挙げると、その後は先発ローテに定着。9勝0敗と一度も敗れることなく、シーズンを終え、2年連続日本一に大きく貢献。そして今季もここまで、1度も敗戦はなく、3勝0敗、防御率1.55と抜群の安定感を発揮している。
その他にも既に日本でプレーしていないが、ホセ・フェルナンデス、グライシンガーなど、現役組ではリズ(楽天)、バンヘッケン(西武)などが韓国球界を経て、日本でプレーする。ウッズ、フェルナンデスは活躍したが、ナバーロも韓国時代のような働きが日本で、できるだろうか。