開幕から1か月。各球団がテコ入れをする時期でもある。さっそく巨人と横浜が苦しい決断を迫られ、2人の助っ人外国人を登録抹消した。
クリーンアップを任せされていたDeNAのロマックが4月30日に、一軍登録を抹消された。広島との開幕戦では「5番・右翼」でスタメン出場。今季は主軸の1人としての活躍を期待されていたが、4月末までに59打数5安打、本塁打は0。打率は.104まで落ち込み、ラミレス監督は今季2度目の二軍降格の決断に至った。
調子の上がらないロマックを、ラミレス監督も試行錯誤の繰り返しで使ってきた。打順を落としたり、先発から外して休養日を与えたりしてみたが、どれも失敗。最後の試合となった4月26日の本拠地中日戦では2つの四球を選ぶも、他の打席は見逃しの三振に、空振りの三振と、チームの士気を下げてしまう雰囲気もあった。
一方、巨人も先発ローテの一角を任せていたポレダ投手を、30日に登録抹消にした。ポレダは開幕から5試合に登板し、1勝3敗。防御率は4,00だが、リーグワーストとなる19四球。日本では制球に苦しんでいるポレダだが、MLB時代は四球が少ないピッチャーだった。巨人入団前の2014年、テキサス・レンジャーズに所属していたポレダは、その年26試合に登板し、与えた四球はわずか7個。あくまで、中継ぎでの成績だが、制球に難があるタイプの投手ではなかった。
しかし、巨人に入団した昨年は24試合に登板して、46もの四球を与えている。8勝8敗で防御率は2,94と良くも悪くもない成績を残し、8勝のうち5勝を挙げた阪神戦から「新阪神キラー」の異名をとったが、随所にみせる制球の悪さは今に始まった事ではなかった。
4月23日の横浜戦では6回を無失点に抑えたものの、8四球を与えている。また、同月29日のヤクルト戦では3つの四球だったが、5安打3失点で敗戦投手。先発の駒数が足りない巨人にとって、高橋監督も苦渋の決断だったと思う。
登録抹消となったロマックとポレダ。挽回するチャンスは、まだ十分にあるはず。その時に備え、二軍でしっかりと結果を残していきたい。
クリーンアップを任せされていたDeNAのロマックが4月30日に、一軍登録を抹消された。広島との開幕戦では「5番・右翼」でスタメン出場。今季は主軸の1人としての活躍を期待されていたが、4月末までに59打数5安打、本塁打は0。打率は.104まで落ち込み、ラミレス監督は今季2度目の二軍降格の決断に至った。
調子の上がらないロマックを、ラミレス監督も試行錯誤の繰り返しで使ってきた。打順を落としたり、先発から外して休養日を与えたりしてみたが、どれも失敗。最後の試合となった4月26日の本拠地中日戦では2つの四球を選ぶも、他の打席は見逃しの三振に、空振りの三振と、チームの士気を下げてしまう雰囲気もあった。
一方、巨人も先発ローテの一角を任せていたポレダ投手を、30日に登録抹消にした。ポレダは開幕から5試合に登板し、1勝3敗。防御率は4,00だが、リーグワーストとなる19四球。日本では制球に苦しんでいるポレダだが、MLB時代は四球が少ないピッチャーだった。巨人入団前の2014年、テキサス・レンジャーズに所属していたポレダは、その年26試合に登板し、与えた四球はわずか7個。あくまで、中継ぎでの成績だが、制球に難があるタイプの投手ではなかった。
しかし、巨人に入団した昨年は24試合に登板して、46もの四球を与えている。8勝8敗で防御率は2,94と良くも悪くもない成績を残し、8勝のうち5勝を挙げた阪神戦から「新阪神キラー」の異名をとったが、随所にみせる制球の悪さは今に始まった事ではなかった。
4月23日の横浜戦では6回を無失点に抑えたものの、8四球を与えている。また、同月29日のヤクルト戦では3つの四球だったが、5安打3失点で敗戦投手。先発の駒数が足りない巨人にとって、高橋監督も苦渋の決断だったと思う。
登録抹消となったロマックとポレダ。挽回するチャンスは、まだ十分にあるはず。その時に備え、二軍でしっかりと結果を残していきたい。