驚異のスピードに全米騒然
メジャーでとんでもない記録が誕生した。
現地時間9月15日(日本時間16日)、コメリカ・パークで行われたタイガース-ツインズの一戦。ツインズが4-1とリードして迎えた7回表、二死走者無しで打席には9番のバイロン・バクストンが入る。
快足が自慢の22歳は、相手左腕・ライアンの2球目を左中間へ弾き返すと、あっという間に三塁へ。なんと打ってから三塁到達まで、その間わずか「10.83」秒。驚愕のスピードに全米が震撼した。
なお、動画解析「Statcast」によると、このタイムは今シーズンのメジャーリーグで最速となる記録とのこと。まさに金メダル級の走りであった。
将来を嘱望される超有望株!
バクストンはまだメジャー2年目の22歳。今シーズンは77試合に出場し、打率.224で6本塁打、9盗塁という成績を残している。
快足のみならず、パンチ力と強肩も兼ね備えた逸材。かつては『MLB.com』が発表したプロスペクトランキングで全体トップに挙げられたこともある超有望株であり、現地ではマイク・トラウトに匹敵する素材との声も挙がった。
まだまだ荒削りではあるが、今年も光るプレーを随所に見せている22歳。今後の活躍に期待がかかる選手の一人であることは間違いない。