ニュース 2016.09.18. 20:33

西武・本田圭佑、プロ初先発は3回途中4失点…課題は「コントロール」

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3回、楽天・銀次(左)に適時二塁打を許した西武先発の本田(C)KYODO NEWS IMAGES
● 西武 2 - 10 楽天 ○
<24回戦・西武プリンス>

 西武のドラフト6位・本田圭佑が18日の楽天戦でプロ初先発。3回途中4失点でKOされ、初勝利はならなかった。

 11日のソフトバンク戦でプロ初登板を果たした本田は、2度目の登板で先発のマウンドを託された。

 きのう、「ストライクどんどん投げるくらい、思いっきりいきたい」と話していた本田は、初球141キロの外角直球。ストライクを奪った。

 一番の岡島をセンターフライに打ち取り、一死。その後、ペレスに四球を与えたが、三番ペゲーロを二ゴロ併殺に打ち取り、上々の立ち上がりだった。

 しかし2回、ウィーラー、銀次に連続安打を許し、ピンチを迎える。一死、一、三塁とされると島内の犠打で先制点を献上。その後、安達に適時打を浴び、2点を失った。続く3回は、2三振で、二死二塁としたが、銀次、茂木に連続適時打を許し、マウンドを降りた。

 試合後、「高めに甘い球がいってしまった。ファールを打たせるなど、粘って勝負できればよかった」と反省。以前から課題としていた“二巡目”という部分でも「ストレートを簡単にはじかれたり、変化球を読み切られてしまった」と険しい表情だった。

 しかし、「思いっきり行くという部分は実戦できたし、ストレートで外国人から三振をとれたことは自信になった。いい経験になった」と一定の手応えも。指揮官も「何かを感じで、ステップアップにつなげてもらえれば」と若き右腕の“伸びしろ”に期待を寄せた。

 今後の課題はコントロール。「低めにしっかり投げられるように」と再出発を誓った。

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