番記者コラム
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「4回6失点」から得た収穫…阪神のルーキー・伊藤将司が取り組む“自由研究”
◆ 好スタートを切ったルーキーの「テーマ」は…? 私事ながら小学生の時、夏休みの宿題は早々に取りかかるタイプで、終業式を終えて帰宅したその瞬間からフライ... -
後半戦の逆襲へ…エキシビションマッチで注目すべき鯉のキーマン候補
◆ 前半戦5位からの逆襲を見据えて… プロ野球のペナントレースはオールスターゲームを境に約1カ月の中断期間に突入。 7月27日には各地で非公式試... -
「意地を見せたかった」…虎の30歳右腕・秋山拓巳が示したプライド
◆ 「とにかく意地を見せたろう」 手にした白星の後ろに透けて見えたのは、「中堅」としての意地とプライドだった。 7月9日の巨人戦。7回表の途中に... -
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同じ「98年ドラフト組」 松坂大輔の引退発表日にアーチを架けた福留孝介
◆ 同じ「1998年のドラフト組」 7月7日、西武・松坂大輔の引退が発表された。 「お疲れ様でした、という言葉しか浮かびませんでした」... -
中日・京田陽太は前半戦で“歯が2度抜けた”…「勉強になりました」初めてのファームで得たもの
◆ 心の悲鳴が寝ている時に現れる… 心の状態は“夢”が物語る。 中日・京田陽太にとっては、うなされ、苦しむのが就寝タイムになっていた。... -
「もう一回うまくなるチャンス」…中谷将大は地元・福岡で再起に賭ける
◆ 9年前の大飛球「お前にはまだ早い」 「寂しい」の一言しか浮かばなかった。 7月2日、阪神タイガース・中谷将大と福岡ソフトバンクホークス・二保... -
中学時代の恩師が見抜いた長距離砲の資質 鯉の和製大砲・林晃汰のルーツ
◆ 「打球を飛ばすのが楽しい」 遠くに飛ばせるパワーを持っていることに気付いていなかった。 それが、ある一言をきっかけに、広島・林晃汰内野手(2... -
その先にある歓喜の秋をめざして…帰ってきた阪神・岩崎優が挑むフル回転の夏
◆ 戻ってきた“岩崎のまっすぐ” 頬はいっさい緩むことなく、感情は推し量れない。 ただ淡々と積み上げた3つのアウト。当たり前に見える“三者凡退”... -
熾烈を極める広島の捕手争い…石原貴規は持ち前の守備力で「打てる捕手」たちに挑む
◆ 投手の良いところを引き出すリード 広島・石原貴規捕手(23)は、1年目の昨季から安定した送球や捕球技術を高く評価されてきた。 出場機会を増や... -
首位快走の阪神が迎えるピンチ…ブルペンの救世主候補は開幕投手とハタチの左腕
◆ 勝ちパターンに異常あり… 快調に白星を重ねてきたタイガースが、今季初めて迎える「踏ん張り所」だ。 6月4日、チームは岩崎優の出場選手登録を抹... -
全快の主砲が導く初めての頂 中日・ビシエドが「手放し」で喜びたい交流戦初優勝
◆ 「ようやくリズムが出てきた」 インパクトから左手一本でフォロースルーを決めた。 中日のダヤン・ビシエドが6月5日のオリックス戦で今季初の1試... -
中日の新人最速デビューを飾った育成1位左腕 “隠し球”からの飛躍へ…近藤廉が持つ「必殺の武器」
◆ 大学時代を過ごした地で踏み出した一歩 交流戦で奮闘する中日には隠し球左腕がいる。22歳のルーキー・近藤廉だ。 新人と言っても、ドラフト会議で... -
首位で迎える2年ぶりの交流戦 阪神のキーワードは「再会」
◆ 鳥谷敬が甲子園に帰ってくる 2年ぶりの開催となる『日本生命セ・パ交流戦』。 阪神タイガースにとって幾つもの“再会”が控えている。... -
防御率と奪三振でリーグ二冠!中日・柳裕也がパ・リーグに挑む
◆ 奪三振数はリーグ断トツ ここまで抜群の安定感を誇る中日・柳裕也。 5月24日、交流戦開幕前時点の防御率1.83と67奪三振はリーグトップ。セ... -
久々に炸裂した「バズーカ」に違和感…? “盗塁阻止率”では計れない阪神・梅野隆太郎の貢献度
◆ 「刺せていない」のではなく…? 記憶を辿っても、なかなか思い出せなかった。 5月13日に甲子園球場で行われた阪神-中日戦。初回の守りで梅野隆... -
絶望の淵から2度這い上がった男…元阪神・横田慎太郎の新たな目標
◆ 「なぜ、また横田に…」 彼を知る人の誰もが、「神様」を恨んだはずだ。 先月26日、元阪神タイガース・横田慎太郎氏の口から発せられた言葉は、ど... -
挫折を乗り越えた3年前の“ドラ1” 広島・小園海斗はいかにして不振から脱却したのか
◆ トンネル脱出への“分岐点” 不振に悩み苦しんだ時間は、広島・小園海斗にとって必要な経験だった。 高卒1年目だった2019年に58試合に出場し... -
岩崎優が発する“機械的”コメントが導く タイガースの頂点への道
◆ 球団史に残る“開幕ダッシュ” 猛虎の快走が続いている。 両リーグ最速で20勝に到達し、セントラル・リーグ首位。4月中の20勝は球団初という。... -
支配下すぐの“一軍投手撃ち”は成長の証 阪神・小野寺暖に巡ってきた「恩返し」のチャンス
◆ 「気合入れて打席に」 “一軍級”の放物線を描いた。 阪神タイガースの2年目・小野寺暖は、絶好と言えるアピールの場に立っていた。 ... -
「正村監督なくしていまの僕はない」…広島・大道温貴の“投げっぷりの良さ”のルーツ
◆ 「最初は変えて良いのか信じ切れなかった」 広島・大道温貴投手(22)の投げっぷりの良さは、妥協なく作り上げた投球フォームに支えられている。 ...