5つのアトラクションには長蛇の列
日本一暑い県(※)、埼玉県に本拠地を構える西武がこの夏、「日本一“サムい”ドーム球場」宣言をした。
一口に“サムい”と言っても、物理的、精神的、視覚、触覚、味覚…など様々。西武はありとあらゆる方向性の“サムさ”を用意し、来場者に納涼体験を提供する。
その一つとして、7月18日から8月21日に開催する「ライオンズフェスティバルズ 2016」にあわせて、冷涼アトラクション「Emerald Cool Park」(エメラルドクールパーク)を来月28日までの期間限定でスタートさせた。
開催初日の18日、埼玉県では最高気温33.8度を記録。うだるような暑さの中、西武プリンスドームフラッグス前広場には、大勢の来場者が詰めかけた。
イベントには、-13度の世界に栗山巧、メヒア、森友哉各選手が見せた今シーズンの印象に残る名場面を氷像で再現した「ライオンズアイスボックス」や5メートルの高さから滑り降り、10メートルのスリップスライドで横すべりを体験できる「ビッグウォータースライダー」など、5つのアトラクションを用意。どのアトラクションも長蛇の列ができるなど、初日から好評を博していた。
ただ、大盛り上がりのイベントとは裏腹に、チーム状況は芳しくない。チームまで冷え切らないよう、試合ではファンを“アツく”させるようなプレーに期待したいところだ。
※2016年7月18日時点で、日本一猛暑日が多い