12日に大阪で開幕した「2014 SUZUKI 日米野球」。移動日を1日挟んで、第2戦を東京ドームで迎える。この試合ではシアトル・マリナーズの岩隈久志がMLBオールスターチームの先発マウンドに登る予定となっており、近鉄・楽天でエースとして活躍した男の日本凱旋登板に注目が集まっている。
そんな中で今日はもう一つ、日本を代表する侍戦士たちによる“絶対に負けられない戦い”が名古屋で行われる。「SAMURAI BLUE」ことサッカー日本代表の試合である。今日のホンジュラス戦は国際親善試合とはいえ、監督交代後の成績が1勝2敗1分と苦しい船出となったアギーレ監督が、ついに遠藤保仁や内田篤人といったブラジルW杯経験メンバーを招集して挑むまさに背水の陣。1月には連覇がかかるアジアカップを控えており、結果も内容も充実した試合が求められる。
侍ジャパンは2017年にWBC、SAMURAI BLUEは2018年にW杯と少し先に大きな目標を抱える両者。それだけに若く、次世代の中心となる選手たちに期待をしたいという状況は同じである。ということで、今回の両代表を年代別に分けてみた(※早生まれは前の年でカウント)。野球とサッカー、日の丸を背負って戦うナショナルチームを支えているのは一体どの世代なのか。結果は以下の通り。
【79年】なし / 遠藤
【80年】なし / なし
【81年】糸井 / なし
【82年】内川 / 川島、今野
【83年】金子、岩田、松田 / 長谷部
【84年】牧田、嶋 / なし
【85年】なし / 豊田
【86年】井納 / 東口、西川、岡崎、本田
【87年】銀次 / 森重、太田、内田
【88年】前田、高橋、坂本、柳田 / 吉田、塩谷、香川、乾
【89年】小林、伊藤、中田、丸、菊池 / なし
【90年】松葉、則本、西、西野 / 酒井、田口
【91年】今宮、筒香 / 森岡
【92年】山田 / 昌子、松原、柴崎、武藤
【93年】武田 / なし
【94年】大谷、藤浪 / なし
(※野球 / サッカー)
現在の代表戦士を最も輩出しているのは、今年26歳を迎えた1988/89年世代。侍ジャパンに4名、SAMURAI BLUEに4名の合計8名を送り込んだ。この代の甲子園は斎藤佑樹擁する早稲田実業が、現ヤンキース・田中将大擁する駒大苫小牧と引き分け再試合にもつれ込む熱闘を制し、優勝。“ハンカチ王子”が社会現象を巻き起こしたという年だった。
一方、この代の冬の高校サッカー選手権で優勝したのが岩手の盛岡商業。乾貴士擁する前年の覇者・野洲が早々に敗れ去るなど波乱の多い大会であったが、堅守速攻を武器に勝ち上がり、岩手県勢として初の優勝を掴んだ。ちなみに、毎年恒例の応援マネージャーを新垣結衣が務めたという年であった。
また、4年目の今季大ブレイクしたヤクルトの山田哲人と、彗星の如く現れた現役大学生ストライカー、FC東京の武藤嘉紀が同じ世代というのも興味深い。首都・東京を本拠地とするチームに所属するという共通点も持つ2人が、世代の中心となって日本を引っ張る存在となってくれたらおもしろい。
そんな中で今日はもう一つ、日本を代表する侍戦士たちによる“絶対に負けられない戦い”が名古屋で行われる。「SAMURAI BLUE」ことサッカー日本代表の試合である。今日のホンジュラス戦は国際親善試合とはいえ、監督交代後の成績が1勝2敗1分と苦しい船出となったアギーレ監督が、ついに遠藤保仁や内田篤人といったブラジルW杯経験メンバーを招集して挑むまさに背水の陣。1月には連覇がかかるアジアカップを控えており、結果も内容も充実した試合が求められる。
侍ジャパンは2017年にWBC、SAMURAI BLUEは2018年にW杯と少し先に大きな目標を抱える両者。それだけに若く、次世代の中心となる選手たちに期待をしたいという状況は同じである。ということで、今回の両代表を年代別に分けてみた(※早生まれは前の年でカウント)。野球とサッカー、日の丸を背負って戦うナショナルチームを支えているのは一体どの世代なのか。結果は以下の通り。
【79年】なし / 遠藤
【81年】糸井 / なし
【82年】内川 / 川島、今野
【83年】金子、岩田、松田 / 長谷部
【84年】牧田、嶋 / なし
【85年】なし / 豊田
【86年】井納 / 東口、西川、岡崎、本田
【87年】銀次 / 森重、太田、内田
【88年】前田、高橋、坂本、柳田 / 吉田、塩谷、香川、乾
【89年】小林、伊藤、中田、丸、菊池 / なし
【90年】松葉、則本、西、西野 / 酒井、田口
【91年】今宮、筒香 / 森岡
【92年】山田 / 昌子、松原、柴崎、武藤
【93年】武田 / なし
【94年】大谷、藤浪 / なし
(※野球 / サッカー)
現在の代表戦士を最も輩出しているのは、今年26歳を迎えた1988/89年世代。侍ジャパンに4名、SAMURAI BLUEに4名の合計8名を送り込んだ。この代の甲子園は斎藤佑樹擁する早稲田実業が、現ヤンキース・田中将大擁する駒大苫小牧と引き分け再試合にもつれ込む熱闘を制し、優勝。“ハンカチ王子”が社会現象を巻き起こしたという年だった。
一方、この代の冬の高校サッカー選手権で優勝したのが岩手の盛岡商業。乾貴士擁する前年の覇者・野洲が早々に敗れ去るなど波乱の多い大会であったが、堅守速攻を武器に勝ち上がり、岩手県勢として初の優勝を掴んだ。ちなみに、毎年恒例の応援マネージャーを新垣結衣が務めたという年であった。
また、4年目の今季大ブレイクしたヤクルトの山田哲人と、彗星の如く現れた現役大学生ストライカー、FC東京の武藤嘉紀が同じ世代というのも興味深い。首都・東京を本拠地とするチームに所属するという共通点も持つ2人が、世代の中心となって日本を引っ張る存在となってくれたらおもしろい。