巨人は7日、FA宣言していた元西武・脇谷亮太の入団会見を行った。

　3季ぶりとなる古巣・巨人への復帰となる脇谷は「入団した1年目からお世話になっていた方が監督で、少しでも恩返しをしたい」と語ると、会見に同席した高橋監督は「2年間西武でプレーして、選手の幅も広がって成長しました。私と井端の穴を埋めてくれるのかなというのもあります」と期待を寄せる。

　また、脇谷の背番号は「2」に決まり「小坂さんや小笠原さんなどの名プレーヤーがつけていたので、負けないくらい泥臭くやっていく」と抱負を述べた。

　脇谷は2006年から巨人でプレー。その後、2013年オフで片岡治大の人的補償で西武へ移籍。西武2年目の今季は118試合に出場し、打率.294という成績を残したものの、9月19日の日本ハム戦で右足首を骨折。そのままシーズンを終えた。自身11年目を迎える来季は、勝負強さを発揮したいところだ。