先発登板回避の大谷は野手出場へ
1勝1敗で迎える首位ソフトバンクと2位日本ハムの上位対決第3ラウンド。日本ハムは大谷が先発登板を回避し、ドラフト2位左腕の加藤が今季8度目の先発マウンドに登る。
前夜は代打・矢野がサヨナラ死球を受け、本拠地で逆転勝利を掴んだ日本ハム。再び4ゲーム差に戻し、逆転優勝への望みを繋いだ。
第3戦は当初、二刀流・大谷の先発登板が予想されていたが、右手中指の皮がむけた影響で登板を回避。大谷は過去2戦と同じく指名打者での出場が見込まれており、第3戦もバットでの働きに期待がかかる。
代役のルーキー加藤は、ここまで21試合に登板し2勝1敗、防御率2.81の成績を残している。起用法は先発・救援問わず流動的で、先発では内容に関係なくショートイニングで降板するケースも多い。前回先発した24日のオリックス戦も、5回1失点ながら64球で降板。この試合でも早めの継投が予想される。
対するソフトバンク先発は、ここまで14試合に登板し4勝0敗、防御率0.99の岩崎。こちらも加藤同様、今季は先発・救援の両方で活躍。7月7日のオリックス戦では今季初完封をマークするなど、先発では3試合に投げ3勝0敗、防御率1.25と抜群の安定感を誇っている。
ソフトバンクが再び突き放すか、それとも日本ハムが3差に詰め寄るか――。7月ラストゲームも、最後まで目が離せない総力戦になりそうだ。
本日の試合予定と予告先発は以下の通り。
【31日の試合予定】
オリックス(東明大貴)- 西武(野上亮磨)
<京セラドーム大阪 13時00分>
オ(6位):●○○○●
西(5位):●●○●○
日本ハム(加藤貴之)- ソフトバンク(岩崎翔)
<札幌ドーム 15時00分>
・最近5試合の成績
日(2位):○○●●○
ソ(1位):○○●○●
ロッテ(涌井秀章)- 楽天(辛島航)
<QVCマリン 17時00分>
ロ(3位):○●●●● ※4連敗中…
楽(4位):●●○○○ ※3連勝中!