番記者コラム
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中日・大塚晶文投手コーチの“恩人”は立浪和義監督と落合英二ヘッドコーチ
◆ 19年前、中日の一員になった日 6年ぶりの現場復帰となった中日・大塚晶文投手コーチ。今季の仕事場はブルペンだ。 竜でのプレーは2003年の1... -
今や激レア?「正真正銘の隠し玉」 広島育成1位・新家颯は“偶然”に導かれてプロの世界へ
◆ ベールに包まれた広島の育成1位左腕 2022年、プロ野球では育成契約を含めて128名の新人が1年目のシーズンを迎える。 その中で、いわゆるス... -
今年も静岡から踏み出す第一歩 阪神・岩崎優、プロ9年目の始動
◆ 後輩に見せる背中 この場所は毎年、冬を感じさせない。この日もダウンジャケットは全く必要なかった。 静岡県静岡市。球場から数分のところには日本... -
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中日・大野雄大のキャプテン就任で思い出す「6年前のスピーチ」
◆ 立浪ドラゴンズの1年目に人生初の大役 中日・大野雄大が2022年シーズンの投手キャプテンに指名された。 野手部門は大島洋平で、立浪和義新監督... -
「今年結果が出なかったら終わり」…阪神・陽川尚将が“いつもの場所”ではじめた“新たな取り組み”
◆ 上富田から踏み出す9年目の第一歩 一塁ベンチ前に置かれた大きなドラム缶には、早朝から火が焚かれていた。 太陽がずっと顔を覗かせていても冷え込... -
移籍を決断した又吉克樹の“置き土産” 後輩に伝えたレジェンド・岩瀬さんの教え
◆ 「嬉しかった」後輩からの頼み 置き土産は、「後継レッスン」だった。 国内FA権の行使を表明していた中日・又吉克樹投手(31)のソフトバンク移... -
阪神・青柳晃洋が掴んだ「最大限の評価」 飛躍の一年を経て、目指すは“エース”の座
◆ 大台突破に「嬉しい」 1年目に720万円だった“年収”が、6年後には1億円に変わった。 会社員なら夢のような出世ストーリー。完成させたのは、... -
「レジェンド」継承、そして「世界」へ…虎のルーキーたちが描く壮大な未来図
◆ 個性豊かなルーキーたちの意気込み どれも一面の見出しになる、スポーツ紙にとってありがたいフレーズが次々に飛び交った。 12月13日に行われた... -
「中身の濃い一年だった」…阪神残留を決断した梅野隆太郎の想い
◆ 「優勝を目指す。そこのところはブレずに」 決断いかんでは、チームにとって大きな痛手となりかねない虎の正妻の去就が定まった。 3日、梅野隆太郎... -
残留か、それとも移籍か…中日・又吉克樹と“404発アーチスト”の縁
◆ “ノリさん”からの指摘 国内FA権を取得した中日・又吉克樹投手(31)が、宣言期間スタートの11月29日、権利の行使を表明した。 今後は12... -
「21番秋山として」…阪神・秋山拓巳が語った新背番号への想いと来季への決意
◆ 「強いタイガースの一員として、21番秋山として」 自分色に染める──。 文字にするのは簡単でも、体現するにはリスクも相当な覚悟も伴うはずだ。... -
「無理やったら終わり」…阪神・北條史也がプロ10年目を前に語った覚悟と逆襲への想い
◆ 「1年でも長く」 代表取材制によって、報道陣も数えるほどの閑散とした会見場…。 しかし、そには似つかわしくないヒリヒリする「危機感」が充満し... -
“同級生”たちの活躍に刺激を受けて…虎の高卒2年目左腕・及川雅貴が目指す「限界突破」
◆ プロ初昇格、初勝利に初ホールド コロナ禍の取材態勢となり、プロ野球も2シーズンが経過した。 この間、現場で選手と対面することはほとんどなくな... -
“実戦漬けの秋”でアピールしたのは誰だ 広島の逆襲促す「中堅手の台頭」と「実績組の意地」
◆ 逆襲期す広島の「実戦漬けの秋」 広島の秋は、いつもと違った。 今季は4位と低迷。クライマックスシリーズや日本シリーズが行われている最中、11... -
「今は3合目あたりです」…復活にかける中日の主将・高橋周平の現在地
◆ 新指揮官が求める「3割・20本」 広島の鈴木誠也と坂倉将吾からはじまり、20番目から巨人の坂本勇人、丸佳浩、岡本和真、そして阪神の大山悠輔と続いて、... -
次代のエース候補が踏み出した再出発の一歩 阪神・才木浩人が“聖地復帰登板”で得たもの
◆ 同世代の佐藤輝明と“対戦” 聖地のマウンドに上がった背番号121。 その姿は、チームメイトや首脳陣、マスコミ…見る者を釘付けにした。... -
“ノリ効果”期待のネクストブレイク筆頭株 中日・石川昂弥に漂う開花の気配
◆ 「ノリさん」との出会い 中日の、いや、球界のネクストブレイク筆頭候補と言えるだろう。 現役時代に404発のアーチを架けた中村紀洋打撃コーチに... -
「希望の星になりたい」…阪神・岩田稔が戦い続けた理由
◆ あふれた「感謝」 キャリア16年の「物語」を再現するような時間だった。 阪神のレギュラーシーズン最終戦となった10月26日・中日戦。秋風とV... -
【“阪神目線”のCS展望】短期決戦の命運を左右する「第1戦の先発」と「ベストオーダー」が打線のカギ
◆ “伝統の一戦”がCSファーストステージで実現 143試合目で優勝を逃した2位・タイガースは、6日から3位・ジィアンツと甲子園でクライマックスシリーズ... -
中日・小笠原慎之介が勝ち取った勲章 涙なき初めての規定投球回到達
◆ プロ6年目でついに… 倒れた分だけ、起き上がった。 初の規定投球回達成へ、残り「5回と3分の2」としていた先発・小笠原慎之介。今季最終戦とな...