番記者コラム
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「98」とともに夢の球宴へ…中日・木下拓哉が挑む特別なオールスターゲーム
◆ 忘れられない7月6日 まだ1年か、もう1年かは分からない。 ただ、中日・木下拓哉はハッキリと覚えていた。 「あの日は地方でゲーム... -
いよいよ昇格秒読み 秋山翔吾が広島にもたらす“相乗効果”
◆ 切れ目のない打線に MLB・パドレス傘下のマイナー、3A・エルパソを自由契約になり、広島に移籍した秋山翔吾が、早ければ8日に昇格する見通しとなってい... -
1159日ぶり白星を支えた同期の絆 浜地真澄と才木浩人の“幸福な関係”
◆ 「35」と「36」背番号も1つ違いの2人 テレビ中継でベンチ内に映っていた背番号36は、なんだか嬉しそうだった。 それは、7回の1イニングを... -
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肘の手術を乗り越えて掴んだ「46」 阪神・島本浩也の“4度目のスタート”
◆ 2度目の支配下返り咲き 12年間で4つめの背番号だ。 126、69、120……キャリアの浮き沈みを示す数字の変遷。タイガースの島本浩也が、再... -
逆襲の第一歩は“洗車”から 中日・小笠原慎之介の再出発
◆ 「豪快」と「繊細」の両立 再出発のマウンドだった。中日・小笠原慎之介投手(24)が、6月21日のヤクルト戦で先発登板。豪快に、そして繊細に試合を運ん... -
原点の「守り勝つ野球」で逆襲へ…エース・大瀬良に命運を託す
◆ 安定した先発投手陣が交流戦で崩れる 広島は交流戦の低迷によって、どのような野球を目指すべきなのかを改めて突きつけられている。 交流戦開幕前ま... -
「帰ってきた時により良い状態で迎えてあげたい」 阪神・岩貞祐太が見せた“先輩の意地”
◆ 実に2カ月ぶりのホールドを記録 後輩の穴を、先輩がしっかりと埋めて見せた。 8日のホークス戦。2点リードの7回からマウンドに上がったのはタイ... -
「自分にできること」を徹底…阪神・ウィルカーソンが佐々木朗希との投げ合いで発揮した真価
◆ 「本当に楽しかった」怪物との投げ合い まるで1冊の本を読んでいるような、濃密な162分だった。 異なる武器を持った2人の演じた投手戦には野球... -
上位と僅差の3位で迎える交流戦 “鬼門”突破をめざす広島の投打のキーマン
◆ 交流戦が今季の行方を占う? 24日に開幕する「セ・パ交流戦」。 広島は貯金6を数えての3位と、上々の結果を残して交流戦を迎えることとなった。... -
セ・パ交流戦で上昇気流に乗りたい阪神 難敵を打ち崩して強力投手陣を援護できるか
◆ 整ってきた強力投手陣 眠れる虎を呼び覚ますのは、パ・リーグが誇る豪腕たちとの刺激的な戦いか。 開幕9連敗を喫するなどリーグ最下位に沈んでいる... -
自らを助ける「2犠打」は努力の賜物 虎の新助っ人・ウィルカーソンの進化
◆ 日本で身につけた“小技” 「安定の」「安心の」……。 そんな形容詞を何度も使いたくなってしまうのが、虎の新助っ人アーロン・ウィルカーソンだ。... -
完全試合ならずも10回完封 中日・大野雄大が見せた「一流の落ち着き」
◆ どんな場面でも決まり事は欠かさない 中日・大野雄大が6日の阪神戦(バンテリンドーム)で9回完全投球を演じ、延長10回を投げて被安打1の無失点。サヨナ... -
ようやく見えてきた“上昇曲線” 阪神・秋山拓巳に逆襲の気配
◆ 「思うように過ごせなかった」春季キャンプ ようやく手にした1勝に自然と頬が緩む。 甲子園球場で行われた4月28日のドラゴンズ戦。今季初勝利を... -
広島の快進撃を支える「4本柱」 エース・大瀬良大地の大黒柱たる所以
◆ 信頼を集める不動の大黒柱 広島の先発陣は「4本柱」と呼ばれている。 昨季最多勝を獲得した九里亜蓮、東京五輪の決勝戦で先発した森下暢仁、4月に... -
開幕直後の隔離…中日・小笠原慎之介を支えた「2つのネット」
◆ 隔離中の気分転換 突然の新型コロナウイルス陽性判定を浮け、10日間の隔離生活から復帰への道のり。 中日・小笠原慎之介投手の一軍復帰登板は5月... -
30歳の春に開花の兆し 阪神・渡邉雄大が掴んだ5年目の初勝利
◆ 本人も「まさか」 チームも、応援するファンも、ずっと暗たんたる空気に包まれていたからこそ、余計に言葉のひとつひとつが胸に響いた。 敵地でのヒ... -
ファンが待ち望む救世主候補 阪神・北條史也がファームで踏み出した第一歩
◆ 節目の10年目は一進一退の日々 開幕から9連敗を喫するなど、タイガースはいまだ勢いづいていない。担当記者になって13年目、これだけ負けが込むのも初め... -
広島・床田寛樹を復活に導いた「偶然の発見」と「指揮官の教え」
◆ やけくその一投がヒントに 広島・床田寛樹の変身の秘密は、手先の器用さにある。 球界でも滅多にいないパームの使い手であることが、その証明である... -
「絶好調の感覚が無くなった」…阪神・青柳晃洋が乗り越えた“小さな絶望”
◆ キャンプから積み上げた貯金がゼロに 例えば、自分が10日間取材現場を離れて休養することになっても、記者という仕事のブランクをそこまで感じることはない... -
中日・京田陽太、開眼の2本塁打 陰で支えた19歳右腕と立浪監督と大西コーチ
◆ 「これで喜ぶバカはいない」 打率0割台の中日・京田陽太が1試合2本塁打を放った。 7日に神宮で行われたヤクルト戦。11-3で大勝したチームは...