● マーリンズ　0 － 2　ドジャース ○
＜現地時間6月28日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローは現地時間28日（日本時間29日）、本拠地でのドジャース戦に「7番・右翼」でスタメン出場。3打数無安打に終わり、打率を.266に下げた。

　主砲ジャンカルロ・スタントンの負傷離脱により、外野の一角に穴が開いたマーリンズは、2戦連続でイチローをスタメン起用。しかし、この日も苦しい展開は続いた。

　マーリンズ打線はドジャース先発ザック・グリンキーの前に凡打の山を築き、8回途中までヒットは4本と攻略の糸口を掴むことができず。イチローも3回の第1打席で空振り三振に倒れると、第2打席では二ゴロに終わり、7回二死二塁のチャンスも左直でチャンスを逸した。

　内野ゴロで失った1点でしのいできた投手陣も、7回にエイドリアン・ゴンザレスに適時二塁打を許して万事休す。最後まで本塁を踏めなかったマーリンズは0－2で敗戦。ここ10試合で8敗目を喫した。

　イチローは3打数無安打で三振がひとつ。これで現地時間18日のヤンキース戦以来、9試合・16打席ヒットなしとなり、打率を.266に下げた。

　なお、チームはこの日、スタントンの手術成功を発表。復帰までには4週間～6週間かかる見込みであるとされ、1カ月は主砲を欠いた状態での戦いを強いられることが決まった。