● マーリンズ 5 － 6 ブレーブス ○
＜現地時間4月17日　マーリンズ・パーク＞

　マーリンズのイチローが現地時間17日（日本時間18日）、本拠地でのブレーブス戦に途中出場。前日は好機で代打を告げられたが、相手投手の交代に伴い“代打の代打”を送られベンチに退いた。悔しさを晴らすように、1点を追う9回に同点タイムリーを放つなど、今季初のマルチ安打を記録した。

　イチローは5点を追う6回、中堅の守備から出場。その裏、無死一塁で回ってきたこの日初打席で、センター前ヒットを放つと、続く1番ゴードンの打席で盗塁を成功。これで、MLB通算盗塁数が499となり、500盗塁まで残り1つに迫った。その後、スタントンの押し出し死球で、ホームに生還し今季初得点を記録。

　7回一死三塁で回ってきた第2打席で四球を選ぶと、第3打席は1点を追う9回二死二塁、一打同点の場面で巡ってくる。ここでイチローは、グリリーからレフト前に運ぶ同点タイムリーを放った。この日は、2打数2安打1打点1盗塁で、打率.444とした。

　なおマーリンズは初回に4点を奪われ、序盤からリードを許す展開となったが、イチローが9回にタイムリーを放ち一時同点に追いついた。しかし、10回にジャクソンが、スミスにタイムリーを許し敗れた。