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「育成と障害予防のバランスが重要」全軟連、宗像豊巳専務理事

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「一度他のポジションに変わった投手は、再度投手になることはできない」というルールは、先行して球数制限を導入した徳島県で、上位、中軸打線だけエースに投げさせて、下位打線を2番手投手に投げさせる戦法が横行したため。
投手交代で時間がかかるし、「本当に子供のためになっているか」という議論が起こってこのルールが追加された。
マクドナル杯もこれに倣っている。

「球数制限」によって「試合時間が長くなりそう」、「2番手3番手が投げると乱打戦が多くなりそう」という現場の声があったが、平均試合時間は2018年が106.8分、2019年は109.8分だった。
今年から使用球をC号球からJ号球に変えたことで、打撃戦が多くなったことで試合時間は若干伸びているが、「球数制限」による影響はあまり大きくない。

今後、全軟連では、

(1)学童チーム指導者に対する資格取得義務→正しい知識を伝える場を確保
(2)試合日程調整→ダブルヘッダーをなくす、リーグ戦への意向
(3)エコー検診の義務付け
(4)中学生、女子など他のカテゴリーでの球数制限の検討も行う

という政策を推進していく。
さらに、塁間や投本間の距離の短縮、ホームベースを大きくする、カウント1-1からのプレー、ファール何球でアウト、などのルールの導入も検討している。

宗像専務理事は「育成主義と障害予防の両輪の上に、バランス良く“勝利を目指して楽しむ野球”が乗らないといけない」と締めくくった。(取材・写真:広尾晃)
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