中日は15日、元DeNAの多村仁志と育成契約を結んだことを発表した。

　多村は、1994年ドラフト4位で横浜（現DeNA）に入団すると、04年から2年連続で30本塁打以上をマーク。06年オフにトレードでソフトバンクに加入し、10年のリーグ優勝時には主力として活躍した。13年からは再び古巣のDeNAに復帰。13年は12本塁打を記録したものの、昨年は一軍出場がわずか4試合にとどまり、打率.143、本塁打なしに終わった。

　多村の昨季終了時点の通算成績は、1342試合に出場し、打率.281、195本塁打、643打点、43盗塁。中日と育成契約を結んだ多村は「まずは1日でも早く支配下登録され、一軍の舞台へ上がれるようにする」と意気込んでいる。