コラム 2024.01.04. 06:00

西武の“ドラ1左腕”に二桁勝利を期待…パ・リーグで“即戦力”になりそうなルーキーは誰だ!

無断転載禁止
右上:ロッテ・大谷龍輝 右下:日本ハム・進藤勇也  左・西武・武内夏暉(C)Kyodo News
 1月に入るとプロ野球では、新人合同自主トレがスタートする。2024年のルーキーはドラフト1位12人のうち9人が大学生、1人が社会人ということで1年目から戦力になりそうな選手が多い印象だ。2位以下の選手も含めて、特に即戦力として期待できるのは誰なのだろうか、ピックアップしていきたい。今回はパ・リーグ編だ。


西武投手陣に大型サウスポーが加わる!


 一歩、リードしているのが、西武1位の武内夏暉(国学院大)だ。身長185センチ、体重90キロの大型サウスポー。150キロ以上のスピードを誇り、制球力と安定感が際立っている。

 無駄な動きの少ないフォームで、高い位置から縦に腕が振れ、コーナーいっぱいに投げ分けることができる。また、スライダーと、縦に鋭く変化するツーシームがしっかり低めに決まる。試合を作る能力は、アマチュア球界で屈指である。

 西武の投手陣は、成績が良い一方で、決して選手の層が厚いとはいえない。左の先発は隅田知一郎のみで、武内に寄せられる期待は自然と大きくなる。1年間怪我なく、先発で投げ切ることができれば、二桁近い勝利数をマークする可能性も十分にありそうだ。

 ドラフト1位指名の投手では、楽天の古謝樹(桐蔭横浜大)と、日本ハムの細野晴希(東洋大)も楽しみな存在だ。ただ、好不調の波が大きく、制球力に不安が残るため、本格的に一軍の戦力となる時期は、2年目以降になるだろう。

 一方、彼らより即戦力の期待が高い投手は、ロッテ2位の大谷龍輝(富山GRNサンダーバーズ)だ。大谷が所属していた富山は“投高打低”の日本海リーグ。夏場以降は全く危なげない投球を続けていた。独立リーグのチャンピオンシップで159キロをマーク。スピードは、すでにNPBの投手のなかで上位に位置している。

 フォームは力任せにならず、バランスよく腕が振れている。変化球もこの1年で大きく進化した。2024年7月に24歳になる年齢を考えても、1年目から勝負のシーズンだ。ベテランに頼るロッテのリリーフ陣に割って入り、勝ちパターンに定着することを期待したい。

 大谷と同じ2位指名の選手では、西武の上田大河(大阪商業大)とソフトバンクの岩井俊介(名城大)は、短いイニングであれば、1年目から一軍の戦力となる可能性は高いだろう。


下位指名で期待できる選手は…!?


 下位指名の投手で活躍が期待できる投手は、ソフトバンク5位の澤柳亮太郎(ロキテクノ富山)と、オリックス6位の古田島成龍(日本通運)だ。

 澤柳は、リリーフタイプの本格派右腕。全身を大きく使ったフォームで、球持ちがよく、落差のあるカーブとブレーキ鋭いフォークを操る。ソフトバンクは、実績のある中継ぎ投手が多く抜けた。沢柳はルーキーイヤーからブルペン陣の一角に加わりたい。

 古田島は、社会人野球で屈指の投手陣を誇る日本通運で入社1年目から主戦投手を任された右腕だ。縦に鋭く腕が振れ、打者の手元で勢いのあるストレートと、緩い変化球とのコンビネーションを生かした投球に安定感がある。オリックスは、山本由伸(現・ドジャース)と山崎福也(現・日本ハム)という先発の柱がいなくなった。ライバルが多く競争は厳しいと思われるが、古田島が1年目から入り込むチャンスはありそうだ。


 一方の野手。筆頭候補は、日本ハム2位で捕手の進藤勇也(上武大)だ。大学入学時点で、チームには大学日本代表の古川裕大(当時4年、現・日本ハム)がいたものの、すぐにリーグ戦で古川と併用されている。これは、捕手の能力が高いエピソードのひとつだ。

 その後、怪我に苦しんだシーズンはあったものの、順調に実績を積み重ねた。3年生になると、大学ジャパンで“不動の正捕手”となる。素早く動いて、強いボールを投げられるスローイングは、一軍レベルの選手に負けない。キャッチングやブロッキングも安定している。打撃は少し調子の波があるが、長打力と柔らかさを備えている。日本ハムでも、ルーキーイヤーから一軍の正捕手争いに加わることも十分期待できるだろう。

 続いて、3位以下の野手。ソフトバンク3位の廣瀬隆太(慶応大)は、抜群の長打力を誇り、楽しみな存在だ。しかしながら、ソフトバンクの内野陣を見ると、セカンドに牧原大成と三森大貴、サードには栗原陵矢、リチャード、井上朋也らが控えている。さらに、右の大砲はFAで西武から山川穂高が加わったことで、さらに競争は厳しくなっている。こうした状況を踏まえると、1年目から一軍の戦力になるためのハードルは高い。また、楽天6位の中島大輔(青山学院大)は外野手の能力は高いものの、チームには似たようなタイプの選手が多く、一軍定着は簡単ではないだろう。

 一方、育成指名でありながら、西武4位の金子功児(埼玉武蔵ヒートベアーズ)は面白い存在になりそうだ。高卒で入団した独立リーグ。1年目は、なかなか結果が出ずに苦しんだ。2年目は、トレーニングを積んで、走攻守すべてで大きく成績を上げた。軽快なフットワークと強肩を備えており、パンチ力のある打撃も魅力だ。内野のバックアップ要員として、1年目から一軍入りを目指してほしい。


文=西尾典文(にしお・のりふみ)
☆記事提供:プロアマ野球研究所

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

今季リーグ4連覇と日本一奪還を目指すオリックス。エースの山本由伸が抜けた穴を埋めるのは宮城大弥か山下舜平大か先発陣の活躍に注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西