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ラミレス監督は現役時代と別人? “明るく楽しい”ではなかったDeNAキャンプ

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DeNAのラミレス監督
 ラミレス新監督が本拠地で堂々のデビューを飾った。2日、宜野湾キャンプを終え、横浜に戻ってのヤクルトとのオープン戦。昨季の王者に対し9-0と圧勝。キャンプで地道に続けてきた「凡事徹底」そして「ラミレス・ベイスターズ」の新しい船出になった。

 ラミレス監督は宜野湾キャンプの総括で、60点と辛口評価した。「ここで妥協して点数をつけたとしても、選手たちは分かっているはず。この点数を開幕までに90点くらいには上げていきたい」と厳しい表情でキャンプを振り返った。

 一切のパフォーマンスなし。現役時代とは別人のように、選手たちを厳しく、そして熱い視線で見守った。選手の特徴や、目についた部分を、肌身離さず持ち歩いたメモ帳に記し、だれもが予想したラミちゃん流「明るく楽しいキャンプ」ではなかった。

 「他の日本人監督なら、悪くても大抵は75点(キャンプを振り返り)はつけるんじゃないでしょうか」。あえて60点と、自身のチームに厳しい評価をしたのも、指揮官として一切の妥協を許さない構えの表れだ。

 宜野湾キャンプで指揮官の目に止まったのが野手の飛雄馬と投手ではルーキーの今永昇太。2人をキャンプMVPに選出した。飛雄馬はキャンプ中の実戦で34打数17安打と打率5割に加え、2本塁打と絶好調。守備でも三塁、遊撃とオールマイティに守れる選手で、開幕一軍に大きく前進した。

 ルーキーの今永もキャンプ中の実戦2試合に登板し7回無失点。さらに3月2日、本拠地横浜スタジアムでのヤクルトとのオープン戦では5回無失点。連続無失点を12イニングに更新した。圧巻だったのが、昨年のトリプルスリー男・山田との対戦。

 初対戦では空振りの三振、2度目の対戦では力のあるストレートで内野ゴロに仕留めてみせた。開幕ローテ当確と同時に30日、本拠地巨人戦でのデビューを指揮官は決めた。

 「オフェンスは問題ない。守備力のところで課題が多い。横浜に戻って何をすればいいか分かったのは大きな収穫」とラミレス監督。凡事徹底をテーマに上げ、ラミレス色を選手たちに植え付けて横浜に戻ってきた。昨年同様、開幕からトップを走り続ける可能性は十分ある。ヤクルト相手に9対0。これが現時点での横浜の力だからだ。
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