大型補強も虚しく借金10でパ・リーグ最下位に沈むオリックスが、ホームで“天敵”を迎え撃つ。

　ソフトバンク先発の大隣は今季2試合に先発し、15回2/3を未だ無失点。打線の援護に恵まれず勝ち星こそ1つだが、昨シーズン後半から続く好調を維持している。今日対戦するオリックスとの相性も良く、昨季は3試合に先発し2勝負けなし。特に優勝を決めた最終戦では圧巻の投球を見せ、3年ぶりのリーグ制覇を手繰り寄せた。

　大隣を援護したい打線は、正二塁手の本多が日曜日の試合で右足首を捻挫し長期離脱。攻撃陣全体でも土曜に無得点イニングを37で止めたばかりだが、日曜に再び日本ハムの大谷にねじ伏せられ再び10イニング無得点中。好投する左腕を援護するためにも奮起してほしいところだ。

　対するオリックスの先発は西。こちらもかつては“鷹キラー”と呼ばれたが、昨季は後半戦の直接対決で4戦3敗。チームは故障者続出、打撃不振と課題山積みだが、若きエースの好投で悪い流れを止めたいところだ。

【4月14日の試合予定】

オリックス（西） − ソフトバンク（大隣）
＜京セラドーム　18時00分＞

西武（十亀） − 楽天（塩見）
＜西武プリンスドーム　18時00分＞

日本ハム（メンドーサ） − ロッテ（石川）
＜札幌ドーム　18時00分＞