番記者コラム
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昨夏の“凡退”を糧に…広陵・真鍋慧が歩む最強スラッガーへの道
◆ 「今までで一番悔しかった」 現在の高校野球界の中で、トップクラスの飛距離を誇るのが広陵(広島)の真鍋慧(けいた=3年)だ。 「広陵のボンズ」... -
チームの空気を一変させる“ゲームチェンジャー” 中日・ブライト健太が放った輝き
◆ 「長かったです。遅かったです」 中日にとって、交流戦の幕開けは福岡・PayPayドームのソフトバンク戦。そこで輝きを放ったのが、昨季のドラ1・ブライ... -
「逆転すると思って見ていました」 阪神・島本浩也に転がり込んだ4年ぶりの白星
◆ “野球は二死から”を体現した劇的勝利 阪神・岡田彰布監督は試合後、しみじみ言った。 「まあ、そういうことやな。野球てな。最後まで分からんて、... -
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三冠投手が苦しみの末に掴んだ“2勝目” 阪神・青柳晃洋を救った「打者・青柳」
◆ 立ち直るキッカケとなった“自援護打” エースの意地が垣間見えた“1勝”だ。 5月12日のベイスターズ戦に先発したタイガースの青柳晃洋は、序盤... -
中日のオールドルーキー・福永裕基の中心にある「叶」の文字
◆ セ新人一番乗りの本塁打 中日のドラフト7位、“しんがりルーキー”の放った飛球がレフトスタンドを越えた。 こどもの日だった5月5日の巨人戦(バ... -
守護神離脱も「逆に団結」?底を見せない阪神ブルペンの強み
◆ 結束を固めているブルペン陣の奮闘 守護神の湯浅京己が右前腕の張りを訴えて戦線離脱してからの2週間、タイガースの中継ぎでセーブを挙げた投手は一人もいな... -
東北に出現した投打二刀流の新星 山形中央・武田陸玖が残した大きな衝撃
◆ 投打二刀流の新星候補 高校野球の『U18日本代表候補選手強化合宿』が4月4日から6日の3日間に渡って開催された。今秋開催が見込まれるワールドカップ(... -
「夏場の勝負所で仕事できるように」中日・大野雄大が下した決断
◆ 今季初登板の後に感じた“異変” 竜の絶対エースが、メスを入れざるを得ない状況に追い込まれた。中日・大野雄大投手が4月中旬、左肘の遊離軟骨除去(クリー... -
トンネルの先にある“新境地”を目指して…阪神・浜地真澄の「出直し」
◆ はっきりしない“不振の原因” もがき苦しんでいた。失意の試合後、背番号36は何度も「分からないです」と口にした。 「(打たれた原因は)分から... -
昨夏の悔しさを糧に大きく成長 大阪桐蔭のエース・前田悠伍が持つ無限の伸びしろ
◆ 選抜連覇に挑んだ大阪桐蔭のエース 山梨学院(山梨)の初優勝で幕を閉じた『第95回記念選抜高等学校野球大会』。今大会に登板した投手の中で、別格の実力を... -
「もっともっと良くなるように」…小幡竜平が岡田阪神の申し子になる
◆ 「ファームは肉体的な疲労って感じですけど…」 試合後、その表情には経験したことのない疲労感と、勝利への充実感が混在しているように見えた。 シ... -
「官邸行きたいん弾」中日の新外国人選手・アキーノが抱く異例の目標
◆ 中日期待の大砲 3月27日、バンテリンドームで行われた中日-ロッテのオープン戦。 2回の先頭打者として登場したアリスティデス・アキーノ外野手... -
開幕ローテ入りも「しがみついていきたい」…阪神・秋山拓巳が14年目の逆襲を期す
◆ 「チャンスなのでしっかりつかみたい」 焦ることなく、地道にステップを踏んできた男が、逆転での開幕ローテーション入りをつかんだ。 3月25日、... -
大谷翔平“衝撃の片手弾”を糧に…阪神・才木浩人が新たに得た武器
◆ 侍ジャパンとの対戦で得たもの 感じた手応えは、瞬く間に悔しさへと変わっていた。 タイガースの才木浩人は、登板後のロッカールームで身をよじらせ... -
入院中の戦友の想いも背負って…中日・小笠原慎之介が挑む開幕投手の大役
◆ 指揮官を唸らせた気迫の投球 侍斬りの向こう側に、“開幕投手”の指名が待っていた。 中日・小笠原慎之介が3月3日に行われた侍ジャパンとの壮行試... -
期待の新助っ人にも“優先席”はなし 阪神・岡田彰布監督が見せた厳しさ
◆ 「ちょっと危機感持てと」 タイガースの岡田彰布監督が語気を強めたのは、春季キャンプ第5クール3日目となった20日だった。 「ちょっと言うたん... -
「6人目の男」に名乗りを挙げるのは…?激化する阪神の先発ローテ争い
◆ 残るイスは1つ…… キャンプインの前から、タイガース投手陣の層の厚さは誰が見ても明らかだった。 特に先発陣はエースの青柳晃洋、ルーキーから2... -
投手の「走られる」ことの防止にも効果あり! “レジェンドOB”赤星憲広氏が阪神に注入した走塁の神髄
◆ スペシャリストの神髄を注入 岡田彰布新監督のもと始まったタイガースの沖縄・春季キャンプで1つの目玉だったのが、“レジェンド”たちの招集だった。... -
指揮官も絶賛した阪神・才木浩人の“脱力投法” 手術を乗り越えた24歳に本格開花の気配
◆ 「力入れなくて7割、8割」 “ロケットスタート”は指揮官の胸も揺さぶった。 タイガースの沖縄・宜野座キャンプ初日。ブルペンで豪球を投げ込んだ... -
聖地で迎えた“旅立ちの日” 「阪神タイガースの藤浪晋太郎で良かった」
◆ 「最高のチームメート」に背中を押され ファンに、仲間に、そして、聖地に送り出してもらった。 21日、阪神からポスティング・システムを利用して...