番記者コラム
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「スピンのあるボールをクロスで高めに」 阪神・岡田新監督が求める“強いまっすぐ”
◆ 新指揮官が掲げた“テーマ” 岡田彰布新監督のもと、タイガースは3年ぶりとなる秋季キャンプを高知県安芸市で行っている。 2008年に退任して以... -
「このチームで」まだ見ぬ頂点へ…阪神・岩崎優が下した決断
◆ 「タイガースで優勝」を 決め手は、まだ見ぬ“眺望”だった。 24日、タイガースの岩崎優が今年4月に取得していた国内FA権を行使した上での残留... -
新政権のブレイク候補は?広島・新井監督が熱望する「若手」の奮起
◆ 再建のカギは「若手の底上げ」 広島が球団OBで野球評論家である新井貴浩氏の新監督就任を発表した。 佐々岡真司前監督が指揮官就任から3年連続B... -
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“恐竜”復活のキーワードに?中日が取り入れた「モ~モ~タイム」
◆ ガラッと変わったお昼の光景 逆襲へのキーワードは、お昼寝OKの「モ~モ~タイム」と「野獣トレ」。 就任イヤーを最下位で終えた中日・立浪和義監... -
原動力は「失敗を恐れない精神」 阪神・浜地真澄の飛躍を支えた武器
◆ 「ファーストペンギンになる」 前クールは「六本木クラス」、今クールのドラマは個人的に「ファーストペンギン」がイチ押しだ。 奈緒演じるシングル... -
7年目で初の2ケタ勝利 中日・小笠原慎之介を突き動かした「財布の中のメモ」
◆ 最後の登板でたどり着いた“節目” 中日・小笠原慎之介にとって、勝負のマウンドだった。 初の2ケタ勝利と2年連続規定投球回へ、残る登板は1試合... -
矢野阪神の秘密兵器 プロ10年目・北條史也が求める「結果」
◆ CS初戦に合わせて昇格 周囲の期待する“抽象的”なものとは裏腹に、本人が求めるものはいたってシンプルだった。 「いや、もうそういうの(盛り上... -
阪神とオリックス、18年のキャリアに幕…能見篤史が残したモノ
◆ 「本当に僕は幸せでした」 “美学”を貫く最後のマウンドだった。 9月30日のマリーンズ戦。バファローズの能見篤史投手兼任コーチが引退試合に臨... -
泣いても笑っても残り3試合…今こそ猛虎の“強み”が発揮される時
◆ 逆転CSへ“総力戦” 虎のストロングポイントが、今こそ発揮される。 レギュラーシーズンは最終盤に突入。3位をキープしてきたタイガースは、21... -
初の首位打者獲得へ “村神様”に忍び寄る中日・大島洋平
◆ 球団史にその名を刻むヒットメーカー 中日の安打製造機・大島洋平が、9月21日のヤクルト戦で2安打をマーク。 ヤクルト先発・石川雅規から3回に... -
24年のキャリアに終止符 中日・福留孝介が下した決断
◆ 日本で19年、アメリカで5年 こっそりと本拠地に車を滑らせた。「誰にも気付かれないようにしたんだ」。 9月上旬。現役引退を決めた中日・福留孝... -
“村上封じ”成功で会心の勝利 阪神・伊藤将と梅野を突き動かした悔しさ
◆ 伊藤将-梅野のリベンジ “村上封じ”は今やセ・リーグ5球団が抱える共通の難題だ。 驚異的な勝負強さと飛距離で三冠王へひた走る22歳の怪物。そ... -
新フォームに開花の兆し 広島の5年目右腕・遠藤淳志に見えた成長の跡
◆ 「いままでで一番練習した」 広島・遠藤淳志の飛躍は、確固たる技術面の進化に支えられている。 今季はここまで登板17試合(先発16:救援1)で... -
9年目で到達したキャリアの節目 阪神・岩貞祐太の目に見えない“貢献度”
◆ 「素直に嬉しいです」 キャリアの“節目”に発した言葉には、彼の人間性と人柄がにじんだ。 タイガースの9年目左腕・岩貞祐太が8月27日に国内フ... -
阪神・森木大智「65点」の圧巻デビュー 19歳が示した無限の可能性
◆ 18歳が見せた“大人の投球” 緊張や重圧の2文字は皆無に見えた。 代わりに印象を強くさせたのは「本物」や「逸材」という形容詞。阪神タイガース... -
コイを食べて竜になる…中日の育成出身2年目左腕・上田洸太朗
◆ 「チームの力になれた気がした」 竜門の滝を登り、竜となって天をかけるかもしれない。 2020年の育成ドラフト2位で入団し、春先に支配下登録さ... -
中日・立浪和義監督が探す“立浪2世” スカウト登録も済ませ視察へ
◆ はじめてのドラフト会議 過去に何人もいた“立浪2世”。スカウトが期待し、指名を受けたプレーヤーも2世を望んだ。 だが、今季は違う。指揮官にな... -
連敗の中で差し込んだ希望の光 阪神・藤浪晋太郎が取り戻した輝き
◆ 見る者を魅了した107球 6連敗で4位転落と、開幕時を想起させるような暗雲に包まれたタイガースに、希望の光を照らしたのは藤浪晋太郎だった。 ... -
戦犯から救世主へ…“復肩”を示した阪神・ケラーの初セーブ
◆ 「素晴らしい勝利」 4カ月前の忌まわしい悪夢を豪球で振り払った。 “別人の投球”とは、まさにこのことだろう。8月7日、敵地・マツダスタジアム... -
球史に名を刻んだ竜のヒットマン 大島洋平が突き進む大台への道
◆ 自己最多を上回る1試合6安打 バットを振るたびに“Hランプ”を灯した。 8月3日のヤクルト戦(神宮)。中日・大島洋平が打つわ打つわの全打席安...