ニュース 2015.11.17. 20:00

【神宮大会】大学の部・決勝は早稲田vs亜細亜!3年連続の六大学vs東都に…

 第46回明治神宮野球大会、大学の部・準決勝が2試合が17日に行われ、決勝戦の組み合わせが決定。早稲田大(東京六大学)と亜細亜大(東都大学)が決勝戦へ駒を進めた。

明治神宮大会・大学の部

<準決勝・第1試合>
・早稲田大 2 - 1 上武大
上|000 010 000|1
早|100 100 00X|2

 第1試合は、早稲田大と上武大の一戦。全日本大学野球選手権では準決勝で対戦し、大敗を喫した上武大にとってはリベンジマッチとなった。

 しかし、先制点は早稲田。初回、今年のドラフトで楽天から3位指名を受けた茂木のタイムリーで幸先良く先制に成功すると、4回には4番・丸子が一発。序盤から追いかける展開となる。

 反撃したい打線も早稲田の1年生左腕・小島を前に大苦戦。5回に中が放ったソロで挙げた1点に留まり、1点差に泣いた。

 早稲田は斎藤佑樹、大石達也、福井優也の“ドラ1トリオ”を擁した2010年以来、5年ぶりの神宮制覇に王手。六大学勢としても2011年の明治大以来となる4年ぶりの優勝へ、明日の決勝戦に挑む。


<準決勝・第2試合>
・亜細亜大 4 - 3 東海大
東|000 020 100|3
亜|000 001 12X|4

第2試合は、亜細亜大と東海大による対戦。試合は終盤、劇的な展開を見せる。

 東海大は5回、8番・熊本の2ランで2点を先制。6回に1点差に詰め寄られるも、7回には石井のタイムリーツーベースで追加点を挙げ、3-1とリードを保つ。

 ところが7回、亜細亜大は代打・長谷川がソロを放って1点差とすると、8回にはこちらも代打・水本が値千金の逆転2ラン。代打の2選手から2本のホームランが飛び出す劇的な展開で、逆転に成功した。

 東海大は、巨人・ドラフト7位指名の中川が先発も、終盤にまさかの2発被弾。降板後はベンチで目を赤くした。

 亜細亜大は2013年以来となる決勝進出。その時は九里亜蓮(広島)が先発し、山崎康晃(DeNA)が試合を締め、それを嶺井博希(DeNA)が受けるというタレント揃いのチームで優勝を果たした。ちなみに、その時の相手である明治大も山崎福也(オリックス)が先発、関谷亮太(15年・ロッテ2位)がリリーフ、それを坂本誠志郎(15年・阪神3位)が受けるという豪華メンバーであった。

 この結果、決勝戦のカードは早稲田大と亜細亜大で決定。3年連続で東京六大学リーグと東都大学リーグによる決勝戦が実現した。大学の部・決勝は明日18日(水)、12時00分に試合開始。
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