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伸び悩む日大三出身の選手たち 阪神高山、ハム横尾はジンクスを覆せるか!?

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阪神にドラフト1位指名で入団した高山俊[Getty images]
 阪神にドラフト1位で入団した高山俊外野手(明大)が、いよいよプロ1年目のシーズンを迎える。

 高山は東京六大学リーグで131安打を放ち、48年ぶりにリーグの通算安打記録を更新。入団会見では「打撃が持ち味なのでアピールしていきたい。(金本)監督に長距離打者を目指してほしいと言われたので、目標にしたい」と抱負を語り、背番号『9』については「(日大三高時代に)甲子園でプレーしたときも9番を付けていたので、ありがたく思う」と笑みを浮かべた。

 高山は高校時代も主軸打者として全国制覇を経験し、アマ時代はエリート街道のど真ん中を歩んできた。日大三高と言えば、春夏通算3度の全国制覇を誇る高校野球の名門。伝統的に破壊力満点の打線が売りで、その攻撃力は西の名門・大阪桐蔭高と双璧をなす。

 しかし、中村剛也(西武)、中田翔(日本ハム)らを輩出した西の雄と比較すると、日大三高出身の野手でプロで成功した選手は少ない。輝かしい実績を残したのは、かつて近鉄や巨人で活躍した関根潤三くらいで、2001年夏の甲子園を制し、当時の主力打者だった都築克幸(元中日)や内田和也(元ヤクルト)は高校から直接プロの世界に飛び込んだが、両選手とも一軍出場を果たせぬままユニフォームを脱いだ。明大を経て11年に阪神入りした荒木郁也も、通算5年で8安打と伸び悩んでいる。

 昨秋のドラフトでは、高山とともに11年の甲子園優勝メンバー・横尾俊建(慶大)も日本ハムに6指名された。同選手は「最近では(長打を打てる)右打者が少ない。右の大砲として頑張っていきたい」と長打力をアピール。若手のポジション争いが活発なチームの中で、1年目から存在感を示してほしいところだ。

 高校時代から高い評価を受けていたが、大学進学を選択し己の打撃を磨き上げてきた高山と横尾。プロの世界でもさらなる飛躍を遂げ、「三高出身選手は大成しない」とのジンクスを覆してほしいところだ。
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