ニュース 2016.03.23. 17:20

【センバツ】強打の九州王者・秀岳館がセンバツ初勝利!花咲徳栄は猛追も及ばず...

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大会4日目・第3試合の結果
○ 秀岳館 6 - 5 花咲徳栄 ●
<第88回選抜野球大会・1回戦>

 秋の九州王者・秀岳館(熊本)が、2度目の出場でセンバツ初勝利を掴んだ。

 九州大会は4試合すべてで2ケタ安打をマーク。強打が自慢の秀岳館は、1点を追う3回裏、一死満塁から九鬼が二塁打を放って逆転に成功。そして、この主将の一打が打線に火をつける。

 続くチャンスで3番・天本の犠飛により1点を追加すると、6番の広部がセンターへの適時二塁打。7番・堀江もセンターへの安打で続き、堀江は挟殺プレーでアウトになったが、その間に広部が生還してこの回一挙5点を挙げた。

 5回にも天本が適時打を放ってさらに1点。強打の打線がその破壊力を発揮し、大会屈指のサウスポーとして注目を集める花咲徳栄(埼玉)の高橋昂也を攻略した。


 それでも、花咲徳栄が意地の反撃。8回に2人目の田浦を攻め立て、無死二、三塁から内野ゴロの間に1点。3-6と3点差に詰め寄ると、つづく西川、楠本が連続で二塁打を放ち、たちまち1点差。田浦をマウンドから引きずり下ろしてみせる。

 なおも一死三塁。同点のチャンスを作ったが、ここで立ちはだかったのが3人目、背番号1を背負う有村。同点のピンチを捕邪飛と内野ゴロで切り抜けると、9回も右飛、空振り三振、空振り三振と三者凡退。粘る花咲徳栄を完全に断ち切った。

 2003年以来、13年ぶり2度目のセンバツ出場となった秀岳館は、これがセンバツ初勝利。就任2年目の鍛冶舎巧監督にとっても嬉しい甲子園初勝利となった。
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