ニュース

『続・キューバ旋風』へ 2015年はセペダの逆襲に期待!?

無断転載禁止
長きにわたって野球王国の主砲を務めたセペダに復活の兆し!?[Getty Images]
 昨年、日本のみならずアメリカでも野球界を席巻した『キューバ旋風』。13年にキューバ政府がスポーツ選手の国外でのプロ活動を認めたことで、亡命という手段を取ることなく海外でプレーすることが可能になった。

 日本では、昨年5月にフレデリク・セペダが巨人に入団。これを皮切りにDeNAにユリエスキ・グリエル、ロッテにアルフレド・デスパイネといわゆる“キューバの至宝”と呼ばれる男たちが相次いで来日した。

 その中でも苦しいシーズンを送ったのが、キューバ野球界では“レジェンド”的存在であったセペダ。WBCは3大会すべてに出場し、代表チームで10年以上4番を張ってきたほどの男がまさか川崎のグラウンドでプレーすることになるとは誰もが思っていなかったことだろう。昨シーズンは結局52試合の出場で打率.194、6本塁打、18打点の成績に終わった。

 今年から背番号を5に変更し、巻き返しに燃えるレジェンドは現在母国リーグで奮闘中。ここまでシーズン60試合を消化したキューバリーグで、休みを挟みながら26試合に出場し、打率.356、5本塁打、14打点と日本でのうっぷんを晴らすかのごとく打ちまくっている。

 打高投低のリーグであることは否めないが、同じく日本でプレーしたデスパイネ(.342)、グリエル(.314)を上回る成績を残しており、今シーズンの爆発に期待を抱いてしまう。

 ただし、心配なのは指名打者制度のないセ・リーグでは、どうしても守備の問題がつきまとうという点。外野、レフトならアンダーソンや高橋由伸、ファーストなら阿部慎之助とライバルは強力だが、“王国”で長きにわたり主砲を務めた男の意地を見せることができるだろうか。

 2015年は、セペダの2年目の逆襲に大いに期待したい。

【NPB所属の主なキューバ人選手の母国リーグ成績】
● フレデリク・セペダ(巨人)
指名打者・外野手 右投両打 35歳
[成績]26試合 
打率.356/出塁率.487/長打率.578
本塁打5 打点14

● アルフレド・デスパイネ
[成績]33試合
打率.342/出塁率.483/長打率.622 
本塁打8 打点31

● ユリエスキ・グリエル(DeNA)
三塁手 右投右打 30歳
[成績]23試合 
打率.314/出塁率.416/長打率.570
本塁打5 打点15

● ユニエルキス・グリエル(DeNA)
遊撃手 右投右打 20歳
[成績]51試合
打率.326/出塁率.404/長打率.486
本塁打7 打点39 
※グリエルの弟
※正式発表はまだ行われていないが、獲得が報道された。
ツイート シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西