コラム 2019.07.23. 15:45

現地観戦で見られるかも? 2019年後半戦記録達成候補者リスト

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通算1000試合出場を達成し、記念のボードを手に一礼するロッテ・鈴木=メットライフドーム(C)Kyodo News

記録ラッシュはまだまだ続く?!


 リーグ後半戦が開始されて間もないが、ここ数日のプロ野球界では大記録ラッシュが続いている。

 7月15日にロッテの鈴木大地が史上500人目の1000試合出場を達成すると、DeNAの守護神・山崎康晃が7月17日の広島戦で史上最年少となる通算150セーブを達成。その2日後の19日には中村剛也(西武)がオリックス戦で通算400号本塁打をサヨナラ弾で劇的に決めた。

 そして20日に平田良介(中日)が史上294人目の通算100号本塁打を放つと、21日にはロペス(DeNA)が、中日戦で満塁本塁打を放って日米通算1000打点を記録。まさに連日の記録ラッシュだ。

15日:鈴木大地(ロッテ)通算1000試合出場(500人目)
17日:山崎康晃(DeNA)通算150セーブ(15人目)
19日:中村剛也(西武)通算400号本塁打(20人目)
20日:平田良介(中日)通算100号本塁打(294人目)
21日:ロペス(DeNA)日米通算1000打点(MLB 480/NPB 522)

 大記録達成の瞬間は、野球ファンならば誰もが待ちわびる場面であり、立ち合いたい場面のひとつだろう。もし現地で観戦していたら、忘れられない出来事にもなる。そこで今季後半戦で達成する可能性のある記録をまとめてみた。


パ・リーグ首位打者にかかるもうひとつの大記録


 まもなくに迫った主な選手たちの記録達成は、7月22日時点で以下のようになっている。まずは野手から見ていく。

▼ 通算1000本安打
・石川雄洋(DeNA)残り4本
今季:31試合 打率.215(65-14)2本 4打点

・大引啓二(ヤクルト)残り4本
今季:55試合 打率.168(95-16)0本 10打点

▼ 通算200本塁打
・筒香嘉智(DeNA)残り7本
今季:85試合 打率.296(294-87)17本 45打点

▼ 通算100本塁打
・栗山巧(西武)あと2本
今季:79試合 打率.240(262-63)4本 31打点

▼ 通算300盗塁
・糸井嘉男(阪神)あと5個
今季:88試合 打率.308(328-101)5本 38打点 7盗塁

▼ 通算200盗塁
・荻野貴司(ロッテ)あと9個
今季:79試合 打率.321(312-100)7本 30打点 18盗塁

 中村剛也が通算400号本塁打を達成したばかりだが、DeNAの主砲・筒香嘉智も通算200号本塁打までもう一息。過去5シーズンの本塁打数を見ると、最少でも2017年の28本なので達成は濃厚と見ていいだろう。また、筒香の同僚である石川雄洋も通算1000本安打まであと4本。最近は代打で起用されるケースも増えてきているものの、今季中の達成は十分にある。

 ちなみに1000安打に関しては、筒香嘉智があと「62」本、亀井善行(巨人)があと「57」本としており、後半戦の成績次第では到達しそう。

 そしてパ・リーグでは現在、首位打者をひた走る荻野貴司が持ち前の足を使った大記録、通算200盗塁に残り9個と迫っている。毎年故障に泣かされてきたこともあり、荻野のシーズン最多盗塁は2013年の26個が最多。だが、打撃好調で勢いに乗る今季、盗塁でもキャリアハイ&記録達成なるか期待したい。


阪神の助っ人2投手に大記録達成のチャンス到来!


 続いて投手たちの記録達成候補を見ていく。

▼ 通算100勝
・大竹寛(巨人)あと1勝
今季:9試合登板 2勝0敗2H 防御率2.89

・メッセンジャー(阪神)あと2勝
今季:13試合登板 3勝7敗 防御率4.69

▼ 通算100セーブ
・ドリス(阪神)あと4セーブ
今季:39試合登板 4勝3敗19S 防御率1.63

▼ 通算1500奪三振
・メッセンジャー(阪神)あと26奪三振
今季:13試合登板 3勝7敗 防御率4.69 奪三振54

 野手に比べると数は少ないが、いずれも達成間近なのは間違いない。しかも阪神は助っ人ふたりに大記録達成が迫っている。なかでも通算100勝&1500奪三振の2大記録がかかるメッセンジャーは、今季精彩を欠く投球が続いているが、大記録達成をモチベーションとして奮起してほしいところだ。

※数字は2019年7月22日終了時点

文=福嶌弘(ふくしま・ひろし)

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