ニュース 2015.11.22. 09:05

張本氏、韓国戦の継投に喝!「アメリカの悪い真似をしている」

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侍ジャパンの小久保裕紀監督[Getty Images]
 22日、『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 ご意見番』に張本勲氏と吉井理人コーチが出演。『WBSC世界野球プレミア12』で3位に終わった侍ジャパンについて言及した。

 侍ジャパンは1次ラウンド・グループBを1位通過。決勝トーナメントも準々決勝のプエルトリコ戦に危なげなく勝利。準決勝は1次ラウンドで勝利した韓国だったが、3点リードの9回にリリーフ陣が崩れ4点を奪われ逆転負け。3位決定戦でメキシコに勝利するも、初代王者に輝くことはできなかった。

 張本氏は敗れた韓国戦の継投について「なぜ(7回を無失点に抑えた)大谷を代える?悪い流れなんですよ。6回、7回を投げたら継投でリリーフに任せる。アメリカの悪い真似をしている。やっぱり先発完投が先発ピッチャーの夢なんですよ」と持論を展開。

 さらに張本氏は、「小久保の肩を持つなら決勝に大谷を投げさそうと思ったかもわからない。ただ、考えが甘いですよね。準決勝勝たなきゃ決勝にでられない。小久保の油断だと思いますよ」と分析した。

 一方で吉井氏は「今回の継投は仕方がないのですが、先発とクローザーしかメンバーがいない。中継ぎの専門家がいなかった」と今大会の敗因を挙げ、「クローザーというのは勝利のお膳立てができたところでマウンドに上がるピッチャーなので、流れがどっちに行くかわからないというピッチングに慣れていないんですよ」と話した。
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