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広島・田中が慶彦や東出の「2」を継承 出世番号の「63」はドラ5西川へ

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16年から背番号を「2」に変更する田中広輔[BASEBALLKING]
 広島の田中広輔内野手が、来季から背番号を「63」から「2」に変更することになった。

 広島の「2」と言えば、俊足好打の内野手が多く背負ってきた番号。前任者は今季限りで現役を引退した東出輝裕打撃コーチで、継承することになった田中は「歴史ある番号。それに見合った結果を残せるよう頑張りたい」と気を引き締めた。

 1960年から15シーズンに渡り2番を背負ったのは宮川(現村上)孝雄。早くから代打の切り札として存在感を発揮し、72年には6打席連続で代打安打をマーク。186本の通算代打安打は現在も破られていないプロ野球記録で、引退後は敏腕スカウトとして北別府学や前田智徳などを発掘した。

 78年から12シーズン2番を着用したのは、甘いマスクで女性からの人気も高かった高橋慶彦。三拍子そろった遊撃手として79年広島初の日本一にも貢献。こちらも同年にプロ野球記録の33試合連続安打をマークし、初タイトルとなる盗塁王も獲得。さらに日本シリーズMVPにも輝き、球界を代表するスター選手となった。

 宮川、高橋を上回り、16年間2番を背負い続けたのが東出。松坂世代を代表する俊足好打の内野手は、ドラフト1位で1999年に入団。当初は「46」を付けていたが、高卒1年目から78試合に出場。2年目となった2000年から「2」を与えられ、プロ通算1366安打を放った。

 球界全体を見渡しても、2番着用者は俊足好打タイプが多い。田中も自軍の大先輩に倣い、来季以降も不動の遊撃手としてチームを支えたいところだ。

 また、田中が2年間背負った「63」は、来季からドラフト5位入団の西川龍馬(王子)に引き継がれる。こちらも田中同様、社会人出の右投げ左打ちの内野手で、高校は東出も育った敦賀気比(福井)。新たに「63」の着用者となった西川は、入団会見で「丸選手や田中選手が付けてこられた出世番号。少なからず期待はされていると思うので、この背番号に負けないようにしっかり努力していきたいと思います」と声を弾ませた。
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