今季は16人が達成しているが……
今季60試合以上に登板した投手はセ・パあわせて16人いたが、“継続”となると、その人数は半数の8人になる。
60試合以上の登板ということは、2~3試合に1回は登板している計算だ。しかし、登板機会は試合展開によるため、常にブルペンに待機し、どんな状況にも応じられるように肩を作らなければならない。また、勝ち試合で登板するリリーバーたちは、チームと先発投手の“勝ち星”も背負ってマウンドにあがる。心身ともにタフなポジションだ。
巨人の鉄腕は脅威の9年連続
来季は中継ぎに同じ左腕の森福允彦が加入する。厚みを増す選手層の中で60試合以上に登板するような活躍を見せることはできるのか――。巨人の鉄腕から目が離せない。
そして山口に続くのが、同僚でもあるマシソン(巨人)の4年連続。来日1年目の12年は40試合だったが、翌年から63試合、14年が64試合、15年が63試合、今季は来日後最多の70試合に登板した。
なお、複数年連続で60試合以上に登板している投手は以下のとおりとなっている。
山口鉄也(巨人)
08年:67試合
09年:73試合
10年:73試合
11年:60試合
12年:72試合
13年:64試合
14年:60試合
15年:60試合
16年:63試合
マシソン(巨人)
13年:63試合
14年:64試合
15年:63試合
16年:70試合
サファテ(ソフトバンク)
14年:64試合
15年:65試合
16年:64試合
福山博之(楽天)
14年:65試合
15年:65試合
16年:69試合
秋吉亮(ヤクルト)
14年:61試合
15年:74試合
16年:70試合
又吉克樹(中日)
14年:67試合
15年:63試合
16年:62試合
武隈祥太(西武)
15年:67試合
16年:64試合
中崎翔太(広島)
15年:69試合
16年:61試合
沢村拓一(巨人)
15年:69試合
16年:63試合