ニュース 2021.08.13. 00:00

いよいよ後半戦がスタート!ロッテ、1974年以来の勝率1位での優勝をつかみ取れ!

無断転載禁止
ロッテナイン (C) Kyodo News

若手がアピール


 いよいよ13日から後半戦がスタートする。ロッテは前半戦終了時点で、37勝34敗12分の3位。首位・オリックスとのゲーム差は2.5だ。1974年以来となる勝率1位でのリーグ優勝を狙える位置にいる。

 東京五輪による中断期間中に行われたエキシビションマッチでは、若手選手が出場機会を掴もうと必死にアピールした。

 チームトップの17盗塁をマークする“代走のスペシャリスト”・和田康士朗は、7月28日の阪神戦で4安打1打点、7月30日の広島戦では3安打1打点とバットでも存在感を示した。和田は「前半戦は1試合もスタメンがなかったので、後半戦はしっかりスタメンで出られるように頑張りたいと思います」と決意を述べた。

 プロ3年目の今季開幕一軍を掴みプロ初安打、プロ初本塁打を放つも5月31日に一軍登録を抹消され、ファームで汗を流していた山口航輝は、エキシビションマッチで2試合連続猛打賞、本塁打、3打点の活躍を見せた。守備では今季開幕から一塁で出場することが多かったが、エキシビションマッチでは外野でも出場。7月28日の阪神戦では、小野寺暖が放ったレフトへの飛球をフェンスにぶつかりながらキャッチした。

 一時帰国していたマーティンが10日に再来日し、入国期間を経てチームに合流するため、後半戦の最初はマーティンを欠くスタートとなるが、和田、山口をはじめ若手がシーズン再開してからも“バット”で結果を残すことができれば、チームの層の厚さに繋がっていきそうだ。


主力選手たちもしっかりと調整


 主力選手たちもエキシビションマッチ、二軍戦でしっかりと調整。前半戦の攻撃陣を支えた荻野貴司、中村奨吾はエキシビションマッチ期間中、基本的にスタメンで出場し、試合の中盤で若手選手と途中交代し調整した。レアードはエキシビションマッチがはじまってしばらくはファームで調整をしていたが、バンテリンドームで行われた中日戦から一軍に合流し、8月10日のヤクルト戦で逆転サヨナラ本塁打を放った。

 投手陣では、交流戦で2試合連続2桁失点を喫し一軍登録抹消されていた美馬学が、エキシビションマッチに2試合先発し、5日の中日戦では5回を2失点にまとめた。リリーフ陣も益田直也、佐々木千隼、田中靖洋は1週間に1度のペースで3試合に登板。そのぶん、後半戦に向けての戦力の見極めの意味合いがあったのだろうか、東妻勇輔、成田翔、土居豪人、横山陸人といった若手に多くの登板機会が与えられた。


新戦力の機能も重要


 リーグ制覇するうえでも現有戦力に加え、“新戦力”が機能することが重要だ。

 6月15日に加藤翔平とのトレードで加入した加藤匠馬は、二軍戦、エキシビションマッチでマスクを被り、多くの投手の球を受けた。「僕がこの世界で入って来たのも、肩の強さをアピールポイントにしてやってきたので、そこを見て欲しいなと思います」と、後半戦はマリーンズファンの前で“加藤バズーカ”を何度も披露し勝利に貢献して欲しいところだ。

 有吉優樹とのトレードでロッテに移籍してきた国吉佑樹も、7月24日の楽天との二軍戦で移籍後実戦初登板を果たすと、8月8日のヤクルトとのエキシビションマッチで一軍初登板。先頭のサンタナを137キロのフォークで空振り三振に奪うなど、1回無失点に抑えた。春先はやや不安定だったリリーフ陣だが、5月以降は復調し、そのなかで国吉が加わった。後半戦はさらにリリーフ陣の層が厚くなりそうだ。

 新外国人のロメロは“即戦力”の先発としての期待がかかる。12日に行われた日本ハムとの二軍戦に先発し、3回までに8つの三振を奪うなど、4回3安打8奪三振1失点の好投。若手の先発陣が出てきたが、エース格の石川歩、美馬が不在だった時期もあり、前半戦はチーム先発防御率4.41と不安定だった。後半戦、ロメロが先発として機能する、しないでは“先発の台所事情”が大きく変わっていきそうだ。

 開幕は敵地でのソフトバンク戦で3連敗をくらい、地元に帰ってからの楽天戦でも2連敗するなど開幕5連敗と、開幕ダッシュに失敗した。それでも、前半戦は首位・オリックスと2.5差の3位で終えることができた。後半戦は、最初のオリックス、西武の2カードはいずれも本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われる。秋に歓喜の瞬間を迎えるためにも、後半戦はスタートダッシュを決めたい。

文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西