ニュース 2014.07.25. 18:41

燕打線好調の秘訣はこれ!? SSK社の『マルチスピードテスター2』が話題

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スイングスピードとミート率が計測可能なSSK社の「マルチスピードテスターⅡ」
 スイングスピードとミート率が計測可能なトレーニンググッズ、『マルチスピードテスターⅡ』がプロ野球界で広がりを見せている。

 SSK(株式会社エスエスケイ)より発売中のマルチスピードテスターⅡは、スイングスピードの計測機能とスイング時のミート率が計測可能なトレーニンググッズ。野球部のトレーニングから徐々に広がりを見せ、現在は6球団がトレーニングで使用をしている。

 マルチスピードテスターⅡは、それまで素振りといった感覚に頼ったアナログなトレーニングから、スイングスピードやミート率を具体的な数値で示すことで、自分の実力や練習成果、成長過程を数値化することを可能にした。

 現在、トレーニングでマルチスピードテスターⅡの導入を行っているヤクルトでは、2週間に一度、打者のスイングスピードを計測し、その数値を基にした選手への指導やモチベーションアップなどに活用しているという。

 コーチングスタッフの一人は、マルチスピードテスターⅡの導入の目的について「スイングスピードの向上は、バッティング力を高める一つの方法だと思っています。スイングスピードを上げることで、体の近くまでボールを引きつけて振り出せるようになり、ボールをしっかり見極める『間』が作れるようになります。それは打率アップにつながりますし、じっくり見られるようになるので、選球眼もアップし、出塁率も高まるでしょう」とコメント。

 さらに、「プロ野球選手はそもそも、ボールに対してコンタクトする力に長けていますが、この力をもっと磨く必要があります。そのためには『スイングスピードの向上』が鍵であり、これを具体的な数値で計ることができる『マルチスピードテスターⅡ』は最適であり、選手のレベルアップに役立っています」と、マルチスピードテスターⅡの効果に期待を寄せている。

 また、スイングスピードやミート率の他にも、ピッチャーの投球の初速や終速の計測も可能となっている。

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