ニュース 2015.06.19. 12:01

今年はDeNA・山崎康晃の独壇場?各球団“ドラ1”のこれまで

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1年目の4月からいきなり守護神として活躍しているDeNAの山崎康晃 ©BASEBALLKING 
 交流戦最終戦となった16日の阪神-日本ハムの一戦。この試合に交流戦の勝率1位をかけて臨んだ日本ハム、その重要なマウンドに登っていたのはルーキーの有原航平だった。

 14年のドラフト会議の目玉として、4球団が競合した末に日本ハムへと入団した『大学NO.1投手』だが、抱えていた右ヒジの不安もあって開幕は二軍スタート。

 それでも、ファームで見せた投球が評価され、5月15日に一軍デビューを果たし、見事にプロ初登板で初勝利。パの新人投手として今シーズン最初に白星を挙げると、以降はローテーションを守って5試合で3勝2敗という成績を残している。

 そんな有原よりも目立った活躍を見せる“ドラ1ルーキー”といえば、DeNAの山崎康晃だろう。

 奇しくも有原のクジを外したことで、いわゆるハズレ1位としてDeNAが指名した右腕は、なんとプロ1年目から守護神に抜擢。そんな異例の起用にも、山崎は4月22日から5月8日にかけて、プロ野球新人記録となる9試合連続セーブを記録。5月月間10セーブも新人最多記録と、数々のセーブにまつわる新人記録を打ちたて、チームの快進撃を支えた。

 6月に入るとチームが大不振に陥り、抑えである山崎の出番は激減。5月までで29試合に登板しながら、6月はここまでわずかに3試合というすさまじい落差だが、チームがもう一度息を吹き返し、巻き返していくためには山崎の存在が不可欠。これまでフル回転してきた分の“代休”だと思い、この後訪れるであろうさらに重要な機会のために力を蓄えておきたいところだ。

 昨年を振り返ってみると、新人王を獲得したのは大瀬良大地(広島/1位)と石川歩(ロッテ/1位)の2人だった。両リーグの新人王が、一巡目指名を受けた選手で埋まるのはは、03年の木佐貫洋(当時巨人/自由枠)-和田毅(当時ダイエー/自由枠)コンビ以来、実に11年ぶりのことであった。

 ドラフト一巡目、すなわちその年最も高い評価を受けて入団してくる選手たちには、その分大きなプレッシャーもつきまとう。重圧を乗り越え、人生で一度きりのタイトル「新人王」を掴む選手が今年もこの中から出てくるだろうか。1年目の折り返し地点を迎えようとしている各球団の“ドラ1”選手たちに注目だ。

【14年ドラフト1選手たちの今シーズン】
● ソフトバンク
66 松本裕樹 / 投手
盛岡大付高
※一・二軍とも登板なし。

● オリックス
17 山崎福也 / 投手
日大三高-明治大
[一軍] 6試 1勝2敗 防4.18
[二軍] 5試 2勝2敗 防2.43

● 日本ハム
16 有原航平 / 投手
広陵高-早稲田大
[一軍] 5試 3勝2敗 防5.26
[二軍] 5試 0勝2敗 防1.17

● ロッテ
23 中村奨吾 / 内野手
天理高-早稲田大
[一軍] 43試 率.244 本2 点5
[二軍] 3試 率.308 本1 点3

● 西武
17 高橋光成 / 投手
前橋育英高
[一軍] 出場なし
[二軍] 10試 3勝2敗 防3.52

● 楽天
20 安楽智大 / 投手
済美高
[一軍] 出場なし
[二軍] 11試 1勝0敗 防2.04

● 巨人
38 岡本和真 / 内野手
智弁学園高
[一軍] 出場なし
[二軍] 30試 率.250 本0 点6

● 阪神
15 横山雄哉 / 投手
山形中央高-新日鉄住金鹿島
[一軍] 4試 0勝2敗 防6.75
[二軍] 8試 2勝4敗 防3.05

● 広島
37 野間峻祥 / 外野手
村野工-中部学院大
[一軍] 55試 率.232 本1 点6
[二軍] 4試 率.412 本0 点2

● 中日
20 野村亮介 / 投手
静清工-三菱日立パワーシステムズ横浜
[一軍] 出場なし
[二軍] 10試 1勝2敗 防4.63

● DeNA
19 山崎康晃 / 投手
帝京高-亜細亜大
[一軍] 32試 1勝2敗19セーブ 防2.05
[二軍] 出場なし

● ヤクルト
22 竹下真吾 / 投手
福岡・八幡高-九州共立大-ヤマハ
[一軍] 出場なし
[二軍] 19試 3勝1敗 防9.16

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