ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。
メジャー挑戦の夢を叶えた田中将大に、プロ野球界からもたくさんのコメントが寄せられた昨年のこの時期。田中が抜けた球界をエースとしてけん引した金子千尋は、田中のメジャー挑戦に喜びの声とエールを送ったが、その一方で、日本球界を引っ張る立場を自覚し、警鐘も鳴らしている。2014年1月25日の出来事は以下の通り。
● オリックス金子千尋「夢がある」 マー君メジャー挑戦に称賛と警鐘
オリックスの金子千尋が、神戸市内で自主トレを公開。ヤンキース入りが決定した田中将大にエールを送り、日本球界を引っ張る覚悟を見せた。 田中の大型契約について「すごいですね。日本人投手であれだけの契約をしてもらえるのは、日本人に対する評価が上がってきた証拠。夢があると思った」とコメント。ただし、その一方で「いい投手が日本球界からいなくなるのは、良いことではない」と警鐘を鳴らしている。ちなみに、自身のメジャー挑戦については「考えていない」とこれまで興味を見せていない。
→ 田中将大が抜けた日本のプロ野球界を引っ張る活躍を見せた金子千尋。最多勝と最優秀防御率の二冠に輝き、沢村賞も獲得。名実ともに球界のエースとなった。当時は興味を示していなかった海外志向も徐々に強くなり、このオフには移籍を巡ってひと騒動起きたものの、オリックスに残留している。
● 広島・堂林のキーワード原点回帰「僕は振ってナンボ」
広島の春季キャンプ先乗り合同自主トレが、宮崎県日南市でスタート。飛躍を期待された13年シーズンで大不振に陥った広島の堂林翔太は、“原点回帰”での巻き返しを誓った。「僕は振ってナンボの選手だと思う」と、本来の姿を再確認し、代名詞でもあるフルスイングを貫く覚悟を語り、「レギュラーを取れるように、一からやらないといけない。自分自身には期待している」と意気込みを述べた。
→ 巻き返しを誓った14年シーズンは外野手としても出場するなど、出場機会の増加を狙ったが、レギュラー奪取には至らず。93試合の出場に終わった。今オフ結婚した広島のプリンスは15年シーズンの逆襲へ静かに闘志を燃やす。
● 西武ドラ1・森友哉、卒業式で誓い 先輩藤浪とWBCで「バッテリーを」
西武のドラフト1位ルーキー・森友哉が、大阪府大東市で行われた大阪桐蔭高校の卒業式に出席。2月1日に始まるキャンプではB班(二軍)スタートが決まっているが、「日本No.1の捕手になって、JAPANの捕手としてマスクをかぶりたい」と語った森。さらには「代表に選んでいただけるなら、もう一度バッテリーを組みたい」と2017年のWBCで高校の先輩・藤浪晋太郎とのバッテリー復活への夢を明かした。
→ 森は1年目から一軍のチャンスを掴むと、41試合で6本の本塁打を放つ活躍。15年シーズンは一気に正捕手のポジション獲得へ挑む。藤浪も番組に出演した際に今でも「キャッチャーの一番」と後輩を高く評価しており、バッテリーの実現へ期待は高まるばかりである。
メジャー挑戦の夢を叶えた田中将大に、プロ野球界からもたくさんのコメントが寄せられた昨年のこの時期。田中が抜けた球界をエースとしてけん引した金子千尋は、田中のメジャー挑戦に喜びの声とエールを送ったが、その一方で、日本球界を引っ張る立場を自覚し、警鐘も鳴らしている。2014年1月25日の出来事は以下の通り。
● オリックス金子千尋「夢がある」 マー君メジャー挑戦に称賛と警鐘
オリックスの金子千尋が、神戸市内で自主トレを公開。ヤンキース入りが決定した田中将大にエールを送り、日本球界を引っ張る覚悟を見せた。 田中の大型契約について「すごいですね。日本人投手であれだけの契約をしてもらえるのは、日本人に対する評価が上がってきた証拠。夢があると思った」とコメント。ただし、その一方で「いい投手が日本球界からいなくなるのは、良いことではない」と警鐘を鳴らしている。ちなみに、自身のメジャー挑戦については「考えていない」とこれまで興味を見せていない。
→ 田中将大が抜けた日本のプロ野球界を引っ張る活躍を見せた金子千尋。最多勝と最優秀防御率の二冠に輝き、沢村賞も獲得。名実ともに球界のエースとなった。当時は興味を示していなかった海外志向も徐々に強くなり、このオフには移籍を巡ってひと騒動起きたものの、オリックスに残留している。
● 広島・堂林のキーワード原点回帰「僕は振ってナンボ」
広島の春季キャンプ先乗り合同自主トレが、宮崎県日南市でスタート。飛躍を期待された13年シーズンで大不振に陥った広島の堂林翔太は、“原点回帰”での巻き返しを誓った。「僕は振ってナンボの選手だと思う」と、本来の姿を再確認し、代名詞でもあるフルスイングを貫く覚悟を語り、「レギュラーを取れるように、一からやらないといけない。自分自身には期待している」と意気込みを述べた。
→ 巻き返しを誓った14年シーズンは外野手としても出場するなど、出場機会の増加を狙ったが、レギュラー奪取には至らず。93試合の出場に終わった。今オフ結婚した広島のプリンスは15年シーズンの逆襲へ静かに闘志を燃やす。
● 西武ドラ1・森友哉、卒業式で誓い 先輩藤浪とWBCで「バッテリーを」
西武のドラフト1位ルーキー・森友哉が、大阪府大東市で行われた大阪桐蔭高校の卒業式に出席。2月1日に始まるキャンプではB班(二軍)スタートが決まっているが、「日本No.1の捕手になって、JAPANの捕手としてマスクをかぶりたい」と語った森。さらには「代表に選んでいただけるなら、もう一度バッテリーを組みたい」と2017年のWBCで高校の先輩・藤浪晋太郎とのバッテリー復活への夢を明かした。
→ 森は1年目から一軍のチャンスを掴むと、41試合で6本の本塁打を放つ活躍。15年シーズンは一気に正捕手のポジション獲得へ挑む。藤浪も番組に出演した際に今でも「キャッチャーの一番」と後輩を高く評価しており、バッテリーの実現へ期待は高まるばかりである。