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シーズン途中にリリーフ転向した投手陣の成績は?

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リリーフで活躍を見せる広島の大瀬良大地 ©BASEBALLKING 
 今季は、大瀬良大地(広島)、山井大介(中日)など例年以上に先発投手が、シーズン中にリリーフに転向するケースが多い。

 大瀬良は、21日の巨人戦で失点したが、リリーフ転向後、安定した成績を残している。先発として最低限の役割を果たしていたが、勝ち星に恵まれず、交流戦途中に配置転換。慣れないリリーフでの登板ということもあってか、転向当初は不安定な投球が続いた。登板を重ねるうちに安定感が増していき、現在は勝ち試合の8回を任され、抑えの中崎翔太に繋ぐセットアッパーを務めている。

 昨季最多勝を獲得した山井は、今季プロ14年目で初めて開幕投手を務めたが、黒星が先行。先発で3勝10敗と結果を残せず、8月前半から中継ぎに回った。リリーフ転向後2試合目の登板となった8月15日の巨人戦では、両チーム無得点で迎えた6回一死満塁の場面で、先発の浜田達郎の後を受けてマウンドへ。山井はこの状況で、代打の阿部慎之助をわずか1球でダブルプレーに仕留め、ピンチを脱した。ベテランの山井がリリーフに回ったことで、勝ちパターンのリリーフ陣に安定感が出てきている。

 チーム事情で一度はリリーフに回りながら、再び先発に戻る投手もいた。モスコーソ(DeNA)は、当時10連敗中だったチームの連敗を止める策として、リリーフに回った。だが、配置転換後、初登板となった6月20日の広島戦で、同点の7回からマウンドに上がったが4失点。結果を残せず、二軍落ち。後半戦からは再び先発に戻っている。

 その他、寺原隼人(ソフトバンク)は先発を務めながら、登板機会がないときにはリリーフでマウンドに上がるなど先発と中継ぎの両方でチームの勝利に貢献している。

先発とリリーフで登板した主な投手の今季成績


大瀬良大地(広島)
先発:9試 1勝6敗 防3.43
救援:26試 1勝0敗 防2.37

山井大介(中日)
先発:19試 3勝10敗 防4.15
救援:5試 1勝0敗 防1.23

牧田和久(西武)
先発:17試 5勝7敗 防2.93
救援:8試 0勝1敗3S 防2.45

モスコーソ(DeNA)
先発:9試 3勝4敗 防4.28
救援:4試 0勝1敗 防16.20

寺原隼人(ソフトバンク)
先発:9試 6勝1敗 防2.31
救援:9試 1勝0敗 防2.02

※成績は8月22日時点
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