ポスティングでのメジャーリーグ挑戦を目指すパク・ビョンホ（ネクセン・ヒーローズ）の落札球団が、ミネソタ・ツインズであることが分かった。10日に韓国野球委員会（KBO）が正式発表した。

　パク・ビョンホは、韓国リーグで2年連続50本塁打をマークした右のスラッガー。同国代表として「プレミア12」にも参加し、8日の日本戦でも2安打を放った。7日に最高入札額が1285万ドル（約15億8000万円）と伝えられていたが、落札球団は明かされていなかった。

　ツインズは指名打者制度のあるアメリカン・リーグ中地区に属し、今季は83勝79敗の成績で地区2位。それでも14年シーズンまでは4年連続で92敗以上を喫し、チームは再建の真っ只中だ。2位の今季も、チーム打率はリーグ15チーム中14位。本塁数も同10位で、来季へ向け韓国の大砲に白羽の矢を立てた形だ。

　パク・ビョンホ側は今後、ツインズと30日間の独占交渉期間に入る。