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どうも“おとなしい”昨季のセ界王者 連覇めざすヤクルトの現況

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中軸に離脱者が続出し、苦しい戦いとなっているヤクルトですが...

セ界を席巻した打線に不安


 昨季のセ・リーグ王者に元気がない。

 13日に行われたソフトバンクとの試合は0-4で敗戦。ここまで対外試合で無敗を誇るソフトバンク相手とはいえ、オープン戦13試合を振り返っても5勝8敗の10位と、いまひとつピリッとしない。

 それもそのはず。“トリプルスリー”を達成してチームのリーグ制覇に大きく貢献した山田哲人の状態がなかなか上向かず、復活に期待がかかるバレンティンも左脇腹の張りを訴えてソフトバンクとの2連戦は欠場。さらに昨年の打点王・畠山和洋は腰痛で、首位打者・川端慎吾はインフルエンザによる調整遅れと、セ界を席巻した打撃陣が軒並み苦しんでいるのだ。


期待の新戦力が躍動!


 ただし、不安ばかりというわけでもない。

 ドラフト1位ルーキーの原樹理は、オープン戦3試合の登板で11イニング無失点と好投。開幕ローテーション入りをほぼ手中に収めた。

 原以外にも、石川雅規と小川泰弘の両輪に、かつてのエース・館山昌平、成瀬善久、杉浦稔大と新戦力のデイビーズら先発陣の枚数は揃っており、誰かが抜けてもカバーできる体制を整えている。

 昨年の躍進を支えたもうひとつのストロングポイントであるリリーフに関しても、オンドルセクは2試合連続で失点をしたが、新外国人のペレス、ルーキを交えた熾烈な外国人枠争いが繰り広げられており、この中から状態の良い選手を起用できれば大きな問題はないだろう。

 そのほかにも、岩橋慶侍や寺田哲也といったところがソフトバンク戦で好投しており、昨年なかった戦力に台頭の兆し。バーネットが抜けた抑えに関しては、秋吉亮を抜擢しても面白い。


 一方の野手陣では、新加入の坂口智隆がここまでのオープン戦で35打数15安打、打率.429と結果を残している。自由契約から再起にかける男は、上田剛史や比屋根渉、山崎晃大朗らと繰り広げるポジション争いで一歩抜きん出た存在となっていると言えよう。

 万全ではない中軸も、バレンティンが早ければ15日から打撃練習を再開し、川端も15日から一軍に昇格する予定。状態が気になるところではあるが、開幕前に最悪の状況は免れそうだ。


 開幕まで残り10日。主力の状態が気になり始める時期だが、ここまでのチームの戦績ほど内容は悪くない。

 畠山の状態などは心配だが、森岡良介や田中浩康といったベテラン勢がここぞとばかりに存在感を見せているのも好材料。オープン戦も残り6試合、川端とバレンティンが戻ってくる燕打線が、上昇気流をつかみにかかる。


【ヤクルトのオープン戦日程】
・3月15日(火)
ヤクルトー広島
<13:00 神宮>

・3月16日(水)
ヤクルトー巨人
<13:00 神宮>

・3月17日(木)
ヤクルトー阪神
<13:00 神宮>

・3月19日(土)
日本ハムーヤクルト
<14:00 札幌ドーム>

・3月20日(日)
日本ハムーヤクルト
<13:00 札幌ドーム>

・3月21日(月)
日本ハムーヤクルト
<13:00 札幌ドーム>
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