ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。
長いオフも終わり、ついに春の訪れを迎えたプロ野球界。昨年のこの日、巨人のリタイア第1号となったのが沢村拓一。3連覇を目指すチームの中で、数年間苦しんだ雪辱に燃えていた右腕は右肩に不調を訴え、一軍から離脱した。果たして、その後の復活はなったのか…。2014年2月3日の出来事は以下の通り。
● 巨人・沢村、右肩に不安訴えリタイア1号
巨人の沢村拓一が右肩の不安を訴え、一軍キャンプから離脱することが決定した。「肩のコンディションが万全ではない」と沢村。原因はルーズショルダーと呼ばれる肩の不調。肩関節の可動域の広い人がなりやすいと言われるもので、腕を大きく弓のようにしならせることができるため球速は出るものの、その半面、亜脱臼や脱臼が習慣化して関節が外れやすくなるというリスクも伴う。過去には伊藤智仁や斉藤和巳、岩隈久志といった名投手たちも苦しんだケガとしても知られる。「1日でも、1時間でも早く戻れるように頑張っていきたい」と語った沢村だが、果たして…。
→ 結局5月下旬にファームで実戦復帰を果たすと、7月6日の中日戦では一軍復帰後初登板で勝利をマーク。復活の気配を見せたものの、そこから3連敗を喫するなど安定感を欠き、再び二軍に降格。1ヵ月後には一軍に復帰を果たすも、12試合で5勝3敗、防御率3.72に終わった。今シーズンはリリーフ転向という新たな挑戦の一年。連投へに対して心配の声なども挙がるが、果たしてリリーフで復活はなるのか。
● 阪神ドラ3・陽川“H”ない 「ヨカワ」掛布氏の指摘に苦笑い
阪神ドラフト3位の陽川尚将が、掛布DCから思わぬ指摘を受けた。安芸のメーングラウンドで呼び止められると、首脳陣がゾロゾロと集合。掛布氏が背番号の上にある名前が「YOKAWA」になっていることを指摘。「(Hを)入れたほうがいいやろ」と勧められた。陽川は苦笑いで「多少違和感はあったけど、最近は気になってなかった」と苦笑いだった。
→ その後、、兵庫県の地名でもある「よかわ(吉川)」と読めることから、虎党からは「頑張れ、よかわ!」と声援が飛ぶこともあり、結局今年から、背ネームを「YOHKAWA」に変更することが決定。読み間違われる不安もなくなった今年は、キャンプも一軍メンバーに抜擢。レギュラー不在の三塁手争いに名乗りを上げる陽川(ようかわ)を注目して見て行きたい。
● 楽天・聖沢が二刀流に挑戦!? ブルペンで60球「今年から始めてみました」
楽天の聖沢諒がブルペンでの投球練習を行なった。直球のみで60球、力強く腕を振った右腕は二刀流挑戦については即座に否定。「シートノックに向けて恥ずかしい送球をしないようにです。ブルペンで100%の力で投げることで肩を徐々に強くしていく。今年から始めてみました」と説明した。
→ 開幕スタメンも勝ち取り、4月には外野手として連続守備機会無失策のプロ野球新記録を打ち立てるなど活躍を見せたが、ケガや体調不良に苦しみ、二軍暮らしの日々を増やした。結局66試合の出場に留まった聖沢は、「レギュラーをもう1度取りに行く気持ちでいく」と闘志を燃やす。
長いオフも終わり、ついに春の訪れを迎えたプロ野球界。昨年のこの日、巨人のリタイア第1号となったのが沢村拓一。3連覇を目指すチームの中で、数年間苦しんだ雪辱に燃えていた右腕は右肩に不調を訴え、一軍から離脱した。果たして、その後の復活はなったのか…。2014年2月3日の出来事は以下の通り。
● 巨人・沢村、右肩に不安訴えリタイア1号
巨人の沢村拓一が右肩の不安を訴え、一軍キャンプから離脱することが決定した。「肩のコンディションが万全ではない」と沢村。原因はルーズショルダーと呼ばれる肩の不調。肩関節の可動域の広い人がなりやすいと言われるもので、腕を大きく弓のようにしならせることができるため球速は出るものの、その半面、亜脱臼や脱臼が習慣化して関節が外れやすくなるというリスクも伴う。過去には伊藤智仁や斉藤和巳、岩隈久志といった名投手たちも苦しんだケガとしても知られる。「1日でも、1時間でも早く戻れるように頑張っていきたい」と語った沢村だが、果たして…。
→ 結局5月下旬にファームで実戦復帰を果たすと、7月6日の中日戦では一軍復帰後初登板で勝利をマーク。復活の気配を見せたものの、そこから3連敗を喫するなど安定感を欠き、再び二軍に降格。1ヵ月後には一軍に復帰を果たすも、12試合で5勝3敗、防御率3.72に終わった。今シーズンはリリーフ転向という新たな挑戦の一年。連投へに対して心配の声なども挙がるが、果たしてリリーフで復活はなるのか。
● 阪神ドラ3・陽川“H”ない 「ヨカワ」掛布氏の指摘に苦笑い
阪神ドラフト3位の陽川尚将が、掛布DCから思わぬ指摘を受けた。安芸のメーングラウンドで呼び止められると、首脳陣がゾロゾロと集合。掛布氏が背番号の上にある名前が「YOKAWA」になっていることを指摘。「(Hを)入れたほうがいいやろ」と勧められた。陽川は苦笑いで「多少違和感はあったけど、最近は気になってなかった」と苦笑いだった。
→ その後、、兵庫県の地名でもある「よかわ(吉川)」と読めることから、虎党からは「頑張れ、よかわ!」と声援が飛ぶこともあり、結局今年から、背ネームを「YOHKAWA」に変更することが決定。読み間違われる不安もなくなった今年は、キャンプも一軍メンバーに抜擢。レギュラー不在の三塁手争いに名乗りを上げる陽川(ようかわ)を注目して見て行きたい。
● 楽天・聖沢が二刀流に挑戦!? ブルペンで60球「今年から始めてみました」
楽天の聖沢諒がブルペンでの投球練習を行なった。直球のみで60球、力強く腕を振った右腕は二刀流挑戦については即座に否定。「シートノックに向けて恥ずかしい送球をしないようにです。ブルペンで100%の力で投げることで肩を徐々に強くしていく。今年から始めてみました」と説明した。
→ 開幕スタメンも勝ち取り、4月には外野手として連続守備機会無失策のプロ野球新記録を打ち立てるなど活躍を見せたが、ケガや体調不良に苦しみ、二軍暮らしの日々を増やした。結局66試合の出場に留まった聖沢は、「レギュラーをもう1度取りに行く気持ちでいく」と闘志を燃やす。