自由なトレードができる期限となっている7月31日が迫るにつれて、各地で大物選手のトレードが頻発しているメジャーリーグ。田中将大が所属するニューヨーク・ヤンキースでも、にわかに周囲がザワつき始めている。
コンディションに不安が拭い切れない田中将大を始め、故障明けのイバン・ノバやマイケル・ピネダ、さらには不調が続くC.C.サバシアなど、かねてから先発陣に課題を抱えていたヤンキースが狙っていると言われているのが、タイガースの左腕デービッド・プライスだ。
苦戦が続くチームの中で孤軍奮闘を続けるプライスには、ヤンキースのみならず複数球団が獲得に動いていることが報じられているが、特にヤンキースのジラルディ監督は熱烈なラブコールを送っている。
「故障もなく、中4日で投げ、長い間エースで居続けている。彼は真のエースだ」とジラルディ監督。「動向がどうなるか見守りたい。今は待つしかない」と語った。
熱烈なラブコールの裏には、先発陣の現状に対する嘆きが垣間見える。あえて「真のエース」という言葉を用いたのも、獲得が実現すれば田中将大から“エース”の称号が剥奪されることを意味している。
果たして、期限までにヤンキースは動くのか…。ギリギリまで目が離せない。
[今季成績] 21試 9勝4敗 奪三138 防2.53
[通算成績] 207試 95勝55敗 奪三1285 防3.13
☆サイ・ヤング賞(2012)
☆最優秀防御率 1回(2012)
☆最多勝 1回(2012)
☆最多奪三振 1回(2014)
コンディションに不安が拭い切れない田中将大を始め、故障明けのイバン・ノバやマイケル・ピネダ、さらには不調が続くC.C.サバシアなど、かねてから先発陣に課題を抱えていたヤンキースが狙っていると言われているのが、タイガースの左腕デービッド・プライスだ。
苦戦が続くチームの中で孤軍奮闘を続けるプライスには、ヤンキースのみならず複数球団が獲得に動いていることが報じられているが、特にヤンキースのジラルディ監督は熱烈なラブコールを送っている。
「故障もなく、中4日で投げ、長い間エースで居続けている。彼は真のエースだ」とジラルディ監督。「動向がどうなるか見守りたい。今は待つしかない」と語った。
熱烈なラブコールの裏には、先発陣の現状に対する嘆きが垣間見える。あえて「真のエース」という言葉を用いたのも、獲得が実現すれば田中将大から“エース”の称号が剥奪されることを意味している。
果たして、期限までにヤンキースは動くのか…。ギリギリまで目が離せない。
デービッド・プライス(タイガース)
メジャー8年目/29歳 左投左打[今季成績] 21試 9勝4敗 奪三138 防2.53
[通算成績] 207試 95勝55敗 奪三1285 防3.13
☆サイ・ヤング賞(2012)
☆最優秀防御率 1回(2012)
☆最多勝 1回(2012)
☆最多奪三振 1回(2014)