○ 巨人 4x － 3 阪神 ●
＜19回戦・東京ドーム＞

　巨人が劇的な逆転サヨナラ勝ち。1点ビハインドの9回、5番村田の同点犠飛。最後は二死二塁から8番ロペスが殊勲打を放ち、首位攻防第1ラウンドを制した。

　巨人は0－3で迎えた6回、二死二塁から4番阿部が反撃の狼煙となる2ランを放ち1点差。9回も、阿部が先頭打者として二塁打を放ち、逆転の足がかりを作った。投げては先発の杉内が、7回3失点の粘投。8回からは西村が2イニングを無失点で凌ぎ、今季2勝目を手にした。

　一方の阪神は、先発のメッセンジャーが8回2失点と好投するも、守護神の呉昇桓がセーブ失敗。2つの暴投など制球が安定せず、最後はロペスに痛恨の一打を浴びた。

　打線も序盤に効果的な一発攻勢で試合の主導権を握ったが、6回以降は無得点。ショックの残る手痛いサヨナラ負けで、巨人とのゲーム差が再び2.5に開いた。